アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

大きなお屋敷に行ってみた。

マンション。

日本ではアパートの上位に位置する集合住宅のことですが、英語圏でマンションというと「豪邸」。

そのため、日本人がアメリカなどで、

「日本ではマンションに住んでいるんですよ~。」

などと言ってしまうと、それを聞いた非日本人は間違いなく、

「この人はとんでもなく金持ちだな。」

と理解します。

日本のマンションを海外ではアパートメントと言います。

販売戦略としてアパートではなくマンションという呼び方になったということでしょう。

ということで、この週末に、ほんまもんの「マンション」に行ってきました。

全米豪邸100選で第6位の超豪邸です。

ミシガン州のロチェスター市にあります。

随分前に大きなお庭に写真を撮りに行ったことはありますが、中に入ったのは今回が初めて。

入場料は15ドル。予約は不要ですが、勝手に歩き回ることは不可で、必ずツアーガイドが付きます。

「ナショナル・トレジャー」と言って、国家重要建造物指定になっていますので、厳重管理がされているということです。

「メドー・ブルック・ホール」といって、アメリカの自動車メーカー・ドッジ社創設者ジョン・ドッジ氏の3番目の嫁が建てた英国風のマンションです。
(ドッジ社は今は存在しません。フィアット・クライスラー社がドッジの名前を一ブランドとして使っています。)

ドッジ氏はインフルエンザに罹って早逝してしまい(37歳)、未亡人のマチルダの再婚相手ウィルソン氏がこのマンションの建築をサポートしました。

マチルダさんの夢が満載されたマンションで、至る所に彼女の思いが詰め込まれています。

部屋数は110。(もちろん全部を見せてはくれません)

キッチンは4つ。

スタインウェイのピアノが二台。

自動演奏もできるパイプオルガン。

エレベーター2つ。

フルサイズのホームシアター。

以上は、ほんの一部です。

このマンションが完成したのは1929年。

日本で1929年というと???(そう、世界大恐慌前夜…。)

今は、オークランド大学というミシガン州の一州立大学の所有となっています。

大学の敷地全部(1500エーカー)がもともとドッジ・ファミリーが別荘目的に有していた土地で、そこに農村風の別荘を建てて週末等に使っていたそうです。

マチルダがウィルソンと結婚した時に、農村風の別荘とは別にこのメドーブルックを建ててそこで生活を始めました。

アメリカの歴史の一部を見ることが出来る場所です。

英語と米国史の勉強のために、いかが?






meadowbrookhall11201016.jpg
英国チューター様式のお屋敷。
これはエントランス部。
39本ある煉瓦製煙突も何気にエレガント。






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