アメリカで、
「ブランクチェックを渡す。」
とか、
「ブランクチェックを貰う。」
とか言う表現は、
「(お金を)好きなだけ使ってオッケー!」
と言う意味。
前置きが長くなりましたが、先日のフィッシャービルに引き続き、今日はガーディアンビルに行ってきました。
このガーディアンビルも、「ブランクチェック」で出来たビルです。
いわゆる、恐慌前のデトロイトで、お金は鬼の様にあった良い時代のお話。
今のデトロイトとは雲泥の差です。

フィッシャーはアールデコ様式ですが、、ガーディアンはゴシック様式+アステカ文明の幾何学モチーフが建物全体を覆い、白や灰色の建物が多いダウンタウンのオフィスビル群の中で、オレンジ色をメインにいくつもの原色系のレンガで構成され大変目立っています。

このビルのツアーは、建物内は玄関部分と一階のごく限られたエリアのみですが、外に出て近所の歴史的建造物の説明がもれなくついてきます。

1900年初頭に作られたビルはただの四角いビルではなく、装飾に必ずストーリーが織り込まれていて、ヨーロッパを源流とした歴史を感じることが出来ます。

今日は、5月だというのにみぞれが降るほど寒くて、外ツアーはとっても厳しかったです。参加者みんなしてブルブル震えながらガイドさんの話を聞いていました。
ガーディアンのツアーは夏にお勧めかも。
少なくとも、冬は避けた方が良いです。
このツアーの後は、ミッドタウンまで北上し(車で7分ぐらい)、おしゃれなカフェでちょっと遅めのランチ。
ミッドタウンがあんなにおしゃれだとは全然知らなかったわ。
デトロイト、頑張れ。
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