アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

「何代目の大統領?」

ウチのボウズがネットフレックスの契約をしたため、昔流行ったテレビ番組を今更のようにせっせと観ています。

で、すっかりハマってしまったのが「フレイジャー」というコメディーもの。

フレイジャーとナイルは、兄弟揃ってインテリ高学歴で精神科医。
ハーバード大医学部出身、オックスフォード留学という学歴で、フレイジャーは自分のラジオ番組を持ち、ナイルは開業医。

とまあ、キラキラ人生の様だけれど、実は2人揃って何かとうまくいかなくって、ここぞという大事なところで必ずドジをやらかします。

学歴や頭脳の自慢をするときや、名声を追っかけようとするときに限って、通常より派手な失敗が待っているのが何とも皮肉です。

あるときフレイジャーは、高校時代の人気美人クラスメイトにばったり会います。

アメリカの高校はスポーツ万能だとモテまくり、勉強万能だと放っておかれます。(どこも同じ?)

そもそも自転車にも乗れないほど運痴なフレイジャーですから、高校時代に超美人なクラスメイトになんて気にかけてもらえるはずありません。

大人になって社会的名声を得たフレイジャーですから、甘い言葉で彼女にアプローチするとすんなり受け入れてもらえます。
でも、彼女とはうまくいかず、彼女の友達を紹介してもらうことになりました。

そして、そのお礼として彼女の出来の悪い息子に合衆国史の家庭教師をすることになりました。

フレイジャー: 「はい、じゃあ、今日学んだことのおさらいをしよう。ウィリアム・ヘンリー・ハドソンって、何をやった人?」

カービー:「...。あ~、ウィリアム・ヘンリー・ハドソンはとっても凄い人で...え~っと、重要な人物でした。なぜなら、え~っと...。」 (全然頭に入っていない...)

フレイジャー:「大統領だったっけ?」

カービー:「(きっぱりと)いや、違う。」 (全然覚えてないから、きっぱり言える)

フレイジャー:「違うじゃなくって、そうだろ!!」

カービー:「あ、そうだ!」 (言われて初めて気づく)

フレイジャー:「よろしい、よろしい。で、彼は、何代目の大統領だったっけ?」

カービー:「(自信満々で)合衆国の!」 (whichしか聞いてないから)

フレイジャー:「そんなことはわかっているわい!何代目か聞いてるんだよ!!」

という会話がありました。

この部分を英語で説明しますと、

Frasier: This week, what did we learn about William Henry Harrison?

Kirby: Well, I guess I would say .... that ..... this week we learned that William Henry Harrison .... was a great man .... who was ........
important ..... because ..... he was .....

F: President?

K: No.

F: Yes! Yes!!

K: Yes!!!

F: Good, good. Which president was he?

K: Of the United States of America!!!

F: I mean which number?


ということで、よく英語勉強系のサイトで質問が出る、

「彼は何代目の大統領ですか」

という質問は、

Which president is he?

で通じます。

これは現職の大統領のことを聞く場合。


ちなみに、この質問に対してカービー君のように「アメリカの!」と答える人は激しく間違っています。

無理に日本語訳すると「彼はどの大統領ですか」みたいな感じになりますが、「どの大統領」はつまり「何代目の大統領」ということで、「どの国の大統領」ということを聞いているわけではありません。


さらに、過去の大統領のことを聞きたいのならば、

Which president was Clinton?

とか聞けば、

「クリントンは何代目の大統領でしたか?」

となります。


この表現は色々な会話の場面で使えます。

お試しください。



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