アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

ブランコのワザ。

友達からメールが回ってきて、

「だれか、4歳児に日本語を教えられる人いませんか。」

という内容。

場所は、ロチェスターヒルズ。

最近、ウチのボウズはすっかり自立しているため、週末はかなりヒマしているし…。

ということで、とりあえず連絡を取ってみたところトントン拍子に話が進み、4歳の米人男児に日本語を教えることになりました。

大学生や社会人には教えたことがありますが、4歳児と言うのは初めてのことです。

4歳児と言うと、まだ母国語すら発達途中。

ほぼ毎週日曜日に1時間ほど、遊びを中心にしたレッスンです。

なにせ、集中力は10分と続きませんから、リズム感よく、あれこれ織り交ぜた1時間にしないといけません。

シュタイナーの養成講座で学んだテクニックも動員です。

大切なのは、準備をカンペキに整えて行かない事。

大枠ぐらいは考えて、あとは4歳児を観察しながらどう進めるかその場で考えます。

カンペキに整った準備は、往々にして駄目になっちゃいます。

準備した内容通りに進まないとかえって焦りが生じ、やろうとしたことをやれずに終わってしまい精神衛生上よくありません。

私が持参する「飛び道具」は、ボール、縄跳び、クレヨン、積み木、あやとり毛糸。

大きな画用紙はあちらで用意して頂きます。

積み木やクレヨンで、色の名前や数の数え方を学びます。

クレヨンで、色々な形の線を描きます。

まっすぐ、ジグザグ、グルグル、ふにゃふにゃ(波線)、カクカク、や、

まる、四角、三角、などを画用紙一杯に描きます。

そもそも、きちんと描こうという気持ちはありませんし、ちょっとでも飽きてくると無茶苦茶なことをし始めます。

そうなったら、別の遊びにチェンジ。

手のひらにクルクルと丸を指で描いてあげるのが、ブームです。

こしょばゆいのが楽しいみたい。

それも、飽きてくると、

「おおなみ、こなみ」

の時間です。

家族総出で、縄跳びをもって外に出ます。

お父さんとお母さんも一緒に「おおなみ、こなみ」を歌いながら、大きい波と小さい波を飛び越える練習です。

でも、4歳はまだ体全体のバランスが整っていませんから、両足を揃えて同じ場所でタイミングよく飛ぶことが出来ません。

飛ぶというより、走り抜けると言った感じです。

これも飽きてくると、近所の小さな遊園地でブランコ遊び。

日本のブランコは板をロープで吊るしたものが標準だと思いますが(少なくとも私の知っている限り。もうそうじゃないかも?)、こちらは板の部分がもっと柔らかい素材で出来ています。

japanese swing2015
これが、日本のブランコのイメージ

aswing02.jpg
これが、アメリカでよく見るブランコ。

aswing01.jpg
これは、幼児用。

4歳児には、この幼児用のブランコです。

お尻だけで座っているブランコとは違って腰回り全部囲われていますから、随分と強くプッシュしても安全で、

「もっと高く、もっと高く!」

と、せがまれます。

そこで、登場するのが、

Underdog Push

です。

安全上、写真3つ目の囲み型ブランコでのみ、お試しください。
(また、囲み型ブランコでも、「絶対」に手を離さないことを約束してくださいね。)

後ろから押す(プッシュ)するときに、腕を離さずまっすぐに伸ばしてブランコを支えたままブランコと一緒に前方に走っていきます。

ブランコがこれ以上まえに行けない地点に達したら、ブランコをグンッと押し上げて手を放し、そのまま子供の足の下を走り抜けます。

そうすると凄く高い地点までスイングできて、子供は大喜びです。

子供の足の下を走り抜けるのにちょっとした技術が必要となります。タイミングと腕の力です。

うまくできずにタイミングを外すと足の下を通り抜けることが出来ず、横に逃げてしまいます。

そのことを、サイド・チキン(臆病者)プッシュと名付けました。

アンダードッグはアメリカの子育て世代の皆さんが使うブランコ用語だそうです。

ちなみに、どういうものかをご覧になりたい方は、ユーチューブの検索に、

swing, underdog push

と入れると、出てきます。

押す方も、良い達成感が得られて楽しいです。


注:
ここで利用した写真は3枚ともネットからお借りしてきました。
本ブログは商用ではありません。
あくまで個人の趣味で書いています。


















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