アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

教えてなんてくれない。その3

まだ、日本に住んでいた頃。

上司から、

「来週の火曜日から、アメリカに出張に行ってください。XXX社で治具仕様(じぐしよう)の打ち合わせね~。」

と、言われ、

「はい。わかりました。」

と、返事をしたものの、自宅に戻って真っ青になりました。

なんと、パスポートが切れているじゃぁありませんか!

翌日、当然の如く上司はブチ切れ、特大の雷が落ちました。

パスポートの更新は、電気代や運転免許証のように支払通知や更新通知など来ません。

ちゃんと、自分で管理しないといけません、

誰も教えてなんてくれません。

「パスポート、あと3か月で切れますよ。大丈夫ですか?」

なんて、ね。



さて、先日。

今まで仕事中に連絡してくることなどない友人から、いきなりテキストが飛んできました。

「I-94の更新をすっかり忘れていました。どうすればいいでしょう?」
(実際のテキストは、もっともっと焦りの色が濃い文章でしたが...。)


I-94とは、ビザで米国に滞在する人たちのための「滞在許可証」のことです。

ビザはいろいろ種類がありますが、労働許可証だったり、就学許可証だったりします。

ビザがあれば米国で働いたり勉強したりできますが、ビザだけではこの国にいられません。

滞在許可証が必要なんです。

滞在許可証とビザがセットで、この国にいられるのです。
これは、とってもとってもとっても大切なセットです。

米国入国の際に、入国管理官がパスポートにホッチキスで張り付けてくれる薄っぺらい紙がI-94。

あんなにペラペラの紙ですが、大変重要なのです。

入国管理官にあのペラペラ紙を張っつけて貰ったら、まず、「いつまで」かをその場でちゃんと確認しないといけません。

実は、間違いがあったりするからです。

空港を出て、自宅に戻ってから、

「あれれ?」

じゃ、かなり面倒なことになります。

ましてや、何か月とか経って気付くのは、もっともっと面倒なことになります。

ご注意ください。

大抵は2年ぐらいの滞在許可がおります。

2年だと、アメリカで働いている人は、働いているうちに2年が終わってしまいます。

終わってしまう前に更新が必要です。

更新の方法は割愛しますが、大切なのは、事前に手を打つことです。

それこそ、誰も教えてなんてくれません。

自分で、いつ切れてしまうのか、そして、切れる前にどうしたらいいのかを、ちゃんと管理していないとなりません。



こうして考えてみますと、これって、日本だとか、アメリカだとか、そういうのではなく、どこに住んでいようが、誰が周りにいようが、そんなの関係ないってことなんですね。

自分のことは、自分でちゃんとやる

って、ことなんですね、結局。




スポンサーサイト

Comments

Post A Comment

What's New?