アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

教えてなんてくれない。その2

昨日に引き続き、

「聞くのは一瞬の恥、聞かないのは一生の恥」

のお話。

と言うより、他力本願は駄目よっていうお話。

病気になって、お医者様に診てもらう場合、まずは主治医の所に行きます。

主治医は基本的に専門医ではありませんから、もし専門医に相談する必要があると診断された場合、主治医がある程度近所の専門医を紹介してくれます。

「XXXのOOO先生に予約を取って、行ってきてね~。」

と紹介先のカードをくれます。

基本、それだけです。

あとは、そのカードを頼りに、その専門医のオフィスに電話をし、予約を入れてもらえるかどうか聞きます。

もちろん自分で。

主治医はそんなことしてくれません。

紹介状を書いてくれるわけでもありませんから、電話予約の時に、

「どういう理由で予約が必要ですか?」

と聞かれた時に、一から説明をする必要がありますが、

「XXXクリニックのOOO先生からの紹介なんですけど。」

と一言付け加えると、

「あ~。そうなの。」

ぐらいの興味は示してくれますが、でも、それもその程度です。

「主治医のXXX先生の話によると、専門医に診て頂くのが良いとのことで、電話しています。できれば、できるだけ早くに診て頂きたいのですが。」

と言っても、大抵、

「ん~。3か月後になります。」

とか平気でありです。

「そこを何とか!」

と粘りますと、

「じゃ、ウェイティングリスト入りで、できれば毎日9時に電話してきて。」

というようなことを言われたりします。

こんな感じで全然駄目な場合、もう一度主治医のオフィスに電話をして、

「今日教えてもらった専門医の先生、全然予約とれないわ。別の先生、紹介してください。」

となります。

別の先生を紹介してもらって、たとえその先生でタイミングよく予約が取れたとしても、大きな落とし穴があるかもしれません。

それは、紹介してもらう医師には2種類あって、保険適用内の専門医とそうでない専門医がいるのです。

保険適用内の専門医の場合、自己負担分がかなり低くて済みますが、保険適用外の専門医の場合、自己負担率が限りなく100%に近くなります。

主治医は、患者がさっさと専門医に診てもらうことを目的として自分が信頼をおく先生を紹介するのであって、その専門医がその患者の使っている保険の適用医師であるかなんていちいち考えながら紹介なんぞしてくれません。

ですから、紹介頂いた専門医がどの保険を受け入れているかは、患者が予約時に確認するべきこととなっています。

これは、主治医オフィスで、「聞けば」教えてくれるかもしれませんし、暇であればネットで調べてくれたりもします。

積極的に教えてくれることは、基本、ありません。

ですから、自分でリサーチをすることになります。

例えば、ブルークロス・ブルーシールド保険を持っている場合、ウェブサイトで保険適用の医師を確認することが簡単にできます。(ほかの大手保険会社も同じような仕組みになっているはず。)

特に、PPOという種類の保険の場合、主治医を訪問することなく自分で勝手に専門医に行けるため、ウェブサイトのドクターサーチは便利です。

でも、私たち素人が主治医を飛び越えていきなり専門医というのはハードルが高いものです。

主治医が紹介してくれた専門医とあまり相性が良くない場合、もう、どういう専門の先生に診てもらうかわかっているため、ウェイブサーチでレビューのいい先生を見つけるという方法もあります。(主治医が紹介してくれる専門医が、ことごとく保険適応外ということもあり得ますし。)

いずれにせよ、なんでもかんでも自分で考えて自分でやるというのが基本。


周りからの配慮を待っていても、何も始まらないというのがこの国の掟。



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