アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

やっと。

再び、ウッド・フロアのお話。

7月のはじめに、我が家に強面のマーフィーさんが見積もりに来た際、

「作業できるのは8月はじめだな~。」

と言っておられたものの、8月近くになっても何の音沙汰もなく、心配になって電話してみると、また留守電。

忘れられちゃったんだろうかと思っていると、留守電にメッセージを入れておいた同日に電話があって、

「来週の火曜日・水曜日か、水曜日・木曜日かのどっちかにスケジュール入れたから、宜しく。作業は2日間。」

だと言われました。

とうとう、現実的になってきたわけです。

その日が来るのを指折り数え、「来週の月曜日」がやってきました。

予定では、明日かもしれません。

普通、確認の電話ぐらいくれるんじゃないかと思っていましたら、また、音沙汰なし。

で、夕方に電話してみました。

もちろん、留守電。

「予定では、明日かもしれないんですけど、どうでしょうか。」

とメッセージを入れておいて、2時間後、

「木曜・金曜になったから。詳しい時間は明日知らせるから、宜しく。」

と折り返しの電話が入りました。これで、本決まりです。

でも、平日なので自分の仕事との調整が必要です。

「せめて、何時ぐらいかぐらいわかりませんか?たとえば、午前中とか、午後とか。」

と聞きますと、

「だから~、明日、詳しい時間を連絡するから。」

とピシャッと言われて、おしまい。

翌日、もちろん電話があって、

「あす、9時半に伺うよ。宜しく。」

と。

愛想は悪いけれど、ちゃんと同日中に折り返しの電話をくれたり、約束通り連絡をしてくれるので、こっちがもっと信頼しなきゃと反省させられました。

木曜日の9時半。会社を半休してマーフィーさんを待ちます。

9時半ピッタリに、ドアをドンドンと叩く音がしました。(チャイム、あるんですけど~…)

ドアを開けると、マーフィーさんじゃありません。

「俺は、甥のXX。作業を始めるよ。」

よく見ると、確かにマーフィーさんによく似ていて、特に目のあたりなんぞそっくり。

「確かに似てるわね。」

というと、

「俺は、あんなにアグリーじゃねえよ!」

と大笑いされました。

さて、作業の始まり。

第一日目は、サンディングと1回目のコーティングです。

サンディングは、工業用のサンダーで床面を削って汚れや古いコーティングや木のトップ面を取り除く作業のこと。

old floor01
絨毯を剥がして出てきたフロアは、長年眠っていたせいですっかり色が褪せてしまっただけでなく、絨毯で隠すからという理由でペンキのシミなどがあちこちあって、汚いのなんの!

old floor02
それに、絨毯を敷くための釘やらホッチキスの針などが床中に刺さっていて、それを1つづつ抜いた小さな穴があちこちにあるんです。

いきなりサンダーがけをするのではなく、まずは、穴を埋めます。
floor progress01
粘土のようなものをパテを使って塗り込みます。
見た目は益々汚れた感じになっちゃいました。

そのあと、工業用サンダーの出番です。
工業用だけあって、普通のコンセントからの電力では足りないらしく、配電盤に直接接続させていましたが、この辺の理論は全くわからない私。

大木を電動のこぎりで切るようなすさまじい音をたてて削り作業が続きます。(キーン、キーンという音)

広い部分は工業用サンダーで、工業用サンダーが入らない部分はハンド・サンダーで削ります。
sander01.jpg
上の写真の左側にあるのが工業用サンダー。
すごく大きくて重そうなんだけれど、甥っこ君はひょいと持ち上げてました。

削った後は、綺麗な白木に大変身。

甥っこ君、

「どうだ、綺麗だろ!新品同然だぜ!!」

って、自慢げに説明してくれました。

floor progress03
この写真の右側が削る前、左側が削った後。

削りの後は、コーティング作業。

コーティングは2回だと説明を受けました。
オイルベースのコーティングで、水溶性のものより長く持つんだそうです。

new floor01

一回目のコーティングが終わったところで、第一日目の作業はお終い。

あとは、2日目の2回目のコーティングとモールド付け(床面と壁面が合うところの仕上げ作業:日本語で「繰形」というそうです)で全作業が終了となります。

一日目の作業は削りがメインで、聞くところによると物凄いダストが舞うとのことでしたが、削り作業をやったと思えないほどきれいだったのは、作業中にいちいち入念にダストを掃除しながらやっていたからです。

また、絨毯を剥がした後、隣部屋の床面と高さが違ってしまった部分があって、どうすればいいのかわからなかったのですが、それも甥っ子君が物凄くきれいに仕上げてくれました。

途中から、マーフィーさんの息子さんも参加し、二度目のコーティングと繰形付と最終仕上げ作業をしてくれました。

マーフィーさんにせよ、甥っ子君にせよ、マーフィーさんの息子さんにせよ、見た目はごっついのだけれど、彼らの仕事ぶりは本当にきめ細かく、なんていい業者を紹介してくれたんだって同僚に感謝感謝です。

両日とも、作業が終わった後、外作業で使ったあたりの庭掃除までしてくれました。

マーフィーさん一家は、超お勧め!!


さて。

待ちに待ったフロア仕上げが完了しましたが、まだ、使うことは出来ません。

オイルベースのコーティングは、しっかり乾くまで1週間かかります。
コーティング剤が定着する前に家具を置くとその部分が白くなったりするそうで、もう少しの辛抱です。

今まで待ったんだから、あと1週間、辛抱です。















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