アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

長持ちのコツ

アメリカの家は、100年持つように出来ているそうです。

でも、放っておいたら100年持ちません。

あれこれときめ細かくお世話をして100年、ということです。

我が家は、1957年築ですから、私より年上です。

前のオーナーがずいぶんと手を入れてくれたお蔭で、当分の間は何もしなくていいかなと入居当初は思っていましたが、それはとんでもない間違いだってことが最近になってよくわかってきました。

お家のお世話は、まさに子育てと同じで、放っておいたら不良化し、構いすぎれば燃え尽きてしまいます。常に傍で見守り、必要な時にタイミングよく必要な分だけのサポートをする心構えが必要です。

1年に1つぐらいの割合で、大きな改修プロジェクトを実行するのがアメリカの普通家庭のやり方のようです。

たとえば、今年は屋根の吹き替え、来年は窓の取り替え、再来年はキッチンのリノベ…、という感じです、

我が家の場合。

メイン・バスルームの修理が失敗に終わり、今でもバスルームを使うたびに心が痛みます。すっかり、トラウマ化しちゃいました。

このバスルームは、そのうちに全面改修をする必要があります。なんせ、バスタブとその周りのタイルなどがずいぶんと年代物のようで、一言で言って、「古臭い」。

いつか売ることを考えると、今風なバスルームへの改修は必須です。

バスルームの改修は、日本円にして200万ぐらいかかるそうですから、今日明日にできるようなことではありません。

現実的に考えて、あと何年か後になります。

今年は、ベッドルームとゲストルームの絨毯を全面床張りにすることにしました。

入居直後から絨毯の汚れがすごく気になっていました。

購入前にここを見に来た時は全然気にならなかったのに、自分のものとなったその瞬間から、やたらと気になり始めました。

そもそもアメリカ人は家の中でも靴を履いていますから、外からのものを全部絨毯が吸っているんです。
どんなに優れた掃除機でも、ごみやら埃やらを100%完全に取り去ってしまうことは不可能です。

入居時にしつこく掃除をしましたが、絨毯だけはどうしたってきれいになってくれず、ずっとずっと気になっていたので、職場の同僚に相談しましたら、

「絨毯の下に、床があるんじゃない?」

と言われ、同僚のアドバイスに沿って、絨毯の端の所をちょっと剥がして、さらにパッディングと呼ばれる絨毯の下に敷き詰め絨毯をフカフカにする役目の巨大スポンジのようなものを剥がしてみますと、きれいなハードウッドフロアが顔を出しました。

早速、最近ハードウッドフロアの再生をして貰ったという友達に連絡をして、その業者を紹介してもらいました。

業者のスケジュールを確保してすぐにでもやってもらえるように、週末は自分でせっせと2部屋分の絨毯剥がしをしました。

家具を全部リビングルームに移動してから、絨毯を剥がし、パッティングをはがし、タックレスストリップというカーペットがずれないようにする剣山のようなヤツをはがし、更に、床中に適当に打ち付けてある業務用ホッチキスの針をひとつずつ丁寧に抜いてゆきます。

カーペット剥がしまで業者に頼むと、最低でも一部屋分50ドルはかかります。おまけに、丁寧に剥がしてくれる保証は全くありません。

ちょっとしんどいけれど、自分でやるのが一番だと思って、週末を二週分使って自分でやっちゃいました。

carpet.jpg
こんな感じに、カーペットはいくつかに切り分け、小さくきちんと丸めてゴミに出します。
この写真の黄色いのがパッディング、白っぽいのが絨毯。
日本から持ってきたマスクをし、頭にはほっかむり、目には工業用安全メガネという出で立ちで。

カーペットを自分で剥がして、いかにカーペットがいろいろ吸い取っているかを実感しました。
たとえば、ダイソンのような強力掃除機で丁寧に掃除機をかけても限度があって、絨毯繊維の奥の方やパッディングの下の方に入り込んだ細かいチリや埃や砂などはずっと残ったままです。

心から、カーペットを剥がしてよかったと思っています。

ところで、床の業者とはいまだにスケジュールが合わず、ベッドルームとゲストルームは放置状態、リビングルームは汚部屋のままです。

大きなプロジェクトなので、知らない人にお願いするわけにはいきません。
絶対に誰か知った人の紹介でないと頼めない仕事内容です。

「誰か、フロアのフィニッシング(英語でresurfacing)できる業者知らない?」

が最近の挨拶言葉となっている私です。

bare_floor.jpg
絨毯で隠れるから、という理由でウッドフロアにはペンキなどの汚れ(写真の白い部分)がそのまま残っています。
これを専門の機械で削り、サンドをかけ、コーティング剤を塗り、四隅にモールディンを打ち付けて綺麗に仕上げます。
腕のいい業者なら、2日でやってくれるはず。

道は、長い。








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