アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

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Lesson Learned

「反省する」

に相当する英語は、ありません。

辞書なんかを引くと、

「look back」

とかが出てくると思いますが、ちょっとニュアンスが違います。

look back

って言われると、

「ちょっと振り返って、当時のことを考えてみましょう」

ぐらいで、

「反省」

という言葉が持つ、「重み」や「辛さ」が全然伴っていません。

「反省」は日本の梅雨時のイメージ。

「look back」はカリフォルニアの青い空のイメージ。

それぐらい違います。

しかしながら、「反省にはかなり近い表現はあります。

「LESSON LEARNED」

です。

必ずこの2つの単語がまとまって、イディオムのようにあちらこちらで出てきます。
単語の並べ方もこの通りで、逆にはなりません。

状況次第で、

LESSONS LEARNED
A LESSON LEARNED

というような変形はあります。

1つのプロジェクトが終了すると、

「さあ、LESSON LEARNED MEETINGやるよ~」

という言葉が、あちらこちらのセクションで飛び交います。

分科会方式のプロジェクト終了反省会です。


          

さて。

今もまだ進行中のバスルームの改修は、私にとって、まさに最近の出来事の中でも一番のLESSON LEARNEDで、いつまでたっても全然成長してないじゃないかと、しきりに反省しています。

バスルーム天井の水漏れの対処に関しては、

「そうだ、カレンの旦那(職業:大工さん)にお願いしよう。」

って、考えたものの、

「でも、あまり親しい人にお願いすると、何かあった時に言い辛いからな~。」

ということで、保険屋が紹介してくれたマイクを使うことにしたのが、そもそもの間違いでした。

’間違い’なんて以前に、私の場合、親しかろうがなかろうが、何かあった時になかなかはっきりモノが言えない「ヘタレ性格」がいけないんです。

ドヤ顔でモンクを言いまくることができたらさぞかし気持ちいいんでしょうが、本人を前にすると完全にトーンダウンしてしまします。

マイクなんて、もっとも仕事のできない部類の人間で、こんなやつがウチの会社に面接に来たりなんかしたら速攻でサヨナラだって思わせるような人物。

作業に必要な道具を持ってこないわ、(忘れ物をしたと言ってはしょっちゅう自宅に取りに帰ったり、ホームセンターに買いに行ったりする)

約束の時間には来ないわ、(20分ぐらいで行くからと言って、やっと来たのは1時間後。なんで遅れたかって聞くと、道に迷っちゃって、なんだと…。)

人の話は聞かないわ、(自分のことは、家族の話から何から何までベラベラ喋りまくる。もう、彼の家族のことは何でも知ってるわ。家族全員の誕生日、出身大学、孫の居場所、などなど。あきれる…。)

作業が全然進まないわ、(ほぼ毎日のようにウチに来るのはいいけれど、必ず30分ぐらいで切り上げて帰ってしまう。)

で、もう、不満だらけ。

ちゃんと、さっさと終わってよ!と、実は腹の中が煮えくりまくっているのに、

「マイクさ~」

と呼びつけて、マイクが振り返ると、

「もうそろそろ、あなたが作業を始めて3週間ぐらいたつんだけれど、こんなにあなたのこと拘束しててもいいんかなあ。」

と、完全にシナリオから大外れなセリフが出てきてしまします。

シナリオは、

「ちょっと!マイク!!三日で終わるって言ったじゃない。何で、まだここでチンタラやってるのよ!さっさと終わってくれないと、凄く不便なのよね、いい加減にしてよ!!!」

と、なってるんですけど…。

写真 (2)
(上)まだまだ、終わりそうに無いバスルーム。(もちろん、マイクはこのまま帰ってしまった...。)




マイクがチンタラやっているうちに、カレンの旦那(クリス)に来てもらって、冬の間に強風で吹っ飛んでしまった煙突のキャップを取り付けてもらうことにしました。

クリスにあらかじめテキストを送っておくと、

「仕事が早く終わった時に、寄るよ。」

という返事。

いつ来てくれるかは不明。

昨日、3時近くにウチのボウズから電話で、

「ママ、なんだか赤色のトラックに乗ったオッチャンが来て、今、ウチの周りをウロウロしているけれど…。」

という報告を受け、すぐにクリス参上だってわかりました。

切りのいいところで仕事を片付けて自宅に戻ると、クリスはすでに作業中。

チムニーキャップを新しいものに取り換え、屋根に出ている換気パイプを補強し、釘打ちし忘れた屋根を修理していてくれました。
さすがはプロの大工さんだけあって、作業が早いのなんの。

正味の作業時間は30分ぐらい。

roof02.jpg
(上)さっさと屋根に上って...、

roof01.jpg
(上)さっさと煙突のキャップ部分を全部新品にしてくれました。




で、LESSON LEARNEDは、

「プロを信じて、プロを利用しましょう」

ということ。

今後は、何か不具合を見つけたらそれをリスト化し、10個ぐらいたまったらクリスに来てもらうことに決めました。

ちょっと手先が器用でちょっとした修理作業ができます、というようないわばアマチュア・ハンディマンと、そこらに建っている大きな家を作り上げちゃうプロの大工さんとでは、全く違うということがはっきり理解できました。


マイクに払った修理代は、レッスン料込みだと思うことにしました。






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