アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

次は何が?

早朝。

まだ、ぼんやりとしてベッドから出られないでいると、

「ボタッ」

と言う音が聞こえたので、あわてて飛び起き、音源があると思われるバスルームに行ってみますと、床が濡れているじゃありませんか!

「ど、ど、どこから~~~~???」

と見上げてみますと、天井に埋め込まれている換気扇の隅っこの方に大きな水滴を発見!

それが30秒に一度ぐらいの割合で「ボタッ」と落ちて、床を濡らしておりました。

水漏れはタチが悪いので、早速不動産屋のジム氏に電話をしたところ、

「まずは、保険屋に電話を!」

といわれ、早速保険屋に電話をしたところ、

「う~ん、換気扇関係だったら、電気関係かしら???」

ということで、電気屋を派遣してくれることになりました。

でも、その決定から30分も経たないうちに、その保険屋から電話がかかってきて、

「良く検討したら、電気関係じゃなくて配管関係だと思われるから、配管関係の専門に変更しますが、良いですか?」

といわれ、

「いやだ」

ともいえず、とりあえず、配管関係者に来てもらうことになりました。

この家を購入するとき、先住者が売買契約の中に1年以内にあちこち壊れたときに使える保険を入れてくれたので、壊れたものがその保険でカバーされている限り目一杯使えるのです。

でも、この世の中、100%素晴らしいお話なんぞ無くって、保険で本当にカバーされているかどうかをまず専門担当者が確認しに来ます。

その確認だけは自腹で、60ドル払わされます。

確認をして、保険カバーOKであれば、そのまま修理をしてくれて、費用もそれ以上払うことはありません。
つまり、ちゃんとカバーさえしていれば、修理費は60ドルで済むわけです。

ちょっとした事でも修理に来てもらうと、200ドルほどチャージされますから、この保険は大変助かります。

さて。

保険屋指定の配管屋が来てくれました。

物凄く大柄なおっちゃん2人。

玄関マットで少しばかりは靴の汚れを拭ってくれましたが、もちろん靴は履いたままドンドンと家の中に入ってきて、バスルームに向かいます。

「ほら、天井の換気扇の隅のところに、しずくが見えるでしょ。そこからポタポタと水漏れしてるんです。」

と説明すると、おっちゃんが2人して天井を凝視し、

「ふ~む...。」

数秒待つと、水滴が大きくなって落ちてくるので、その瞬間になってやっと、2人揃って、

「あ~!!」

と、うなずきます。

「これはどうやら、配管関係でも電気関係でもなさそうだなあ。」

と言いながら、外にでて、換気扇がどう外に出て行っているかの確認をし始めました。

「あの、屋根から出てる小さい煙突みたいなのが換気扇から出てきてるパイプね。どうやら、屋根関係に問題がある雰囲気だなあ。」

とうことで、今度は梯子を使って、屋根裏から確認をすると言い出しました。

屋根裏へのアクセスは、ベッドルームにあるクローゼットの天井に開いた小さな穴から出来ることは、この家を購入する直前にハウス調査員がそこから天井裏に入っていったので良く覚えています。開口部が1メートルx1メートルぐらいしかなくて、がっしり体系の調査員のおっちゃんが、

「通常、天井裏へのアクセス口って、ギリギリなんだよな~。」

と、笑いながら言っていたことを覚えています。

配管屋の2人のおっちゃんは、あの調査員の倍はあるような体格。

おまけに2人の内1人は、背もハンパなく高くて、天井裏へは自動的に小さいほうのおっちゃんが挑戦することになりました。それを、私と背の高い方のおっちゃんの2人で見守ることに。

そもそもクローゼット自身がおっちゃんの体型を考えるととっても小さくて、梯子に登り始める以前に、クローゼットに体を入れることに苦労をし、そのクソ狭いところで梯子に登る体形を取るのに更に苦労を重ねて、やっと3段ぐらい上ったところで、頭が大きくてアクセス口に入って行かないらしく、

「ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン...!!」

とうなり始めました。

で、隣で見守る背の高い方のおっちゃんがそれを見てゲラゲラと大笑い。

もちろん私もなんだか可笑しくって...でも余り笑うのも失礼かと思って、複雑な気持ちで見守っておりました。

とりあえず頭だけはアクセス口を通って換気扇用パイプのの確認が出来たようで、パイプ周りがしっかりとシーリング仕上げがされてなくて水が浸入するんだと言う説明をしてくれました。

すぐその場で、おっちゃんが保険屋に連絡を取ったところ、この不具合は保険でカバーされないとの事で、おっちゃんたちは何もすることなく60ドルだけを受け取って去って行きました。

60ドルがパア。

しかしながら、もし、保険でカバーされていたにせよ、屋根にはぎっしり雪が積もっているため、冬の間は何も出来ません。
それに、シーリング仕上げをしてもらっても、恐らく水漏れ周辺の天井もすっかり水濡れしてしまっているので、張替えが必要。

基本、雪解け後だな、と。

そうなると、ちゃんとした大工さんにお願いしないといけません。

あ~、一体、いくらかかるんだろう、この修理。



家を買うと、まず、水系のトラブルの発生率が高いようです。

屋根とサンプポンプ

この2つは、誰もが必ずトラブっているようです。

私も皆さんと同じ道を歩き始めたわけです。

これが直るまで、バスルームには「バケツが鎮座」な我が家です。









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