アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

車のメンテ

アメリカ人の友達に、

「オイル交換なんてしたことない。」

って豪語していたのがいますが、何のことはない。

彼女は、オイル交換をする前に廃車にしてしまう達人です。

詳しくは話してくれませんが、今までに少なくとも2回は民家に突っ込んでいったことがあるようなことを言っていました。
彼女の稼ぎの多くは車の保険に行っているそうで。

さて。

アメリカだけじゃないと思いますが、車を持つってお金がかかります。

私の場合、日本からの駐在者のお古を買い上げて運転していますが、オイル交換をしたり、タイヤを新調したり、たまにどこかが悪くなって修理してもらったりで、維持費が半端じゃありません。

もちろん、ガソリン代のことも考えないとなりません。

私がン十年前にこの国に来たとき、車はガソリン満タンにして10ドルでした。(いすゞのジェミニ。)
で、オイル交換は、1回10ドル。

もう、なんと素晴らし国なんだろうと感心していましたが、そんな甘い時代は長くは続きません。

いま、満タンにすると50ドル。(今乗っているのはホンダのオデッセー。15ガロン入りますからジェミニと比べちゃいかんね。)

で、オイル交換をすると30ドルです。(それも、クーポンがあって、このお値段。)

オデッセーは、大変乗り心地と運転心地が良く、しっかり走ってくれるのでとっても気に入っていて、もう走れなくなるまで乗ろうと心に決めています。

いまのところ、14万マイルまできています。

たいした故障もなく順調に走ってくれているのは、ちゃんとメンテをしているからです。
それも、ちゃんとディーラーで結構お金をかけて。

とは言え、10万マイル超えると、人間で言う中年のようなものですから、やっぱりあちこち調子の悪い部分が出てきます。
オイル交換だけじゃ健康維持は出来ないようです。

最近は、高速で走っていて減速をするとハンドルがガタガタするようになりました。それも結構ひどいガタガタなので、修理煮出す必要性を感じていました。

また、あちこちの照明ランプがつかなくなってきました。

一番最初は、クルーズコントロール・スイッチの電気。

「あ~、これね。中の電球が切れちゃっているから、つかないんだね。走行には全然影響ないけれど、どうする?電球交換料金は180ドルだけど…。」

とディーラーのおっちゃんに言われて、即効却下して、今もクルーズコントロールのスイッチは電気切れのままです。

しかし今度は、時計の電池が切れてしまって、これがなかなか不便なんです。

外が真っ暗な朝晩に車を運転していると、全然時計が見えないんです。

さらに、冷房や暖房の強弱を調整するつまみが、一番弱の時にうんともすんとも言わないのです。
その上にすると風を出し始めます。まだ、冬が始まったばかりの今、一番弱でないと暑すぎるのです。

ということで、この時計の不便さとハンドルのガタガタとエアコンつまみの不調の3つで、とうとうディーラーに修理に出すことを決めました。

ちゃんと10%引きのクーポンを持っていることを確認して、ディーラーに電話をして予約を入れます。
修理をしてもらいたい内容を言うと、4時間ぐらいかかるそうで、朝早い時間に車をディーラーにドロップすることにしました。

予約日にディーラーに向かい、「SERVICE」と書かれたガレージに入ってゆきます。

ガレージに入ってゆくと、サービス担当のおじさんたちが、走行距離や車両番号を記録し、運転席にビニールを敷き、足元に紙を敷きます。

キーをさしたまま車をでて、サービスデスクに向かいます。

「今日は、何をしましょうか。」

とサービス担当のおっちゃんに聞かれ、

「室内時計の電球が切れているし、減速時にハンドルがガタガタするの。それから、空調が出来ないのよ。」

というと、おっちゃんはそれらをコンピューターに入力し始めます。

そうすると、コンピューターが自動的に、料金がいくらぐらいかかるか計算してくれるようになっています。

おっちゃんは、それをプリントアウトし、内容を説明して、私にサインをするように言います。

「この内容で作業をするめるね。」

ということです。

見積もりは500ドルぐらい。

ま、そんなものかと想像していました。減速時にハンドルがガタガタ言うのは明らかにブレーキ系の不調なので、結構お金がかかるはずです。

ドロップは終わったら、ディーラーのシャトルで会社まで送ってもらいました。

ディーラーから半径5マイル以内なら無料送迎付きです。

シャトルで送ってもらってから1時間ぐらいすると、ディーラーから電話がかかってきました。

「あの、ガタガタなんだけれど、前輪のブレーキパッドを交換しないといけません。それから、ローターのリサーフェシングもすることになるので…、えーっと、全作業の料金は、900ドルぐらいなるけれど、どうします?」

と言われました。

今までの経験からすると、想定内です。

で、これらの不調は放っておくわけにも行かないので、やっていただくことにしました。

3時にディーラーのシャトルが迎えに来て、ディーラーに戻ります。

会計窓口で支払いを済ませます。

「ディスカウントが72ドル48セントで、最終料金は714ドル73セントね。」

と会計のオバちゃんに言われてクレジットカードを差し出します。

支払いが終わって、ガレージデスクにレシートを見せると、車をガレージに横付けしてくれます。

「あ~、今回は高かったな~。」

などと独り言を言いながら車に乗り込み、会社に戻ろうと車を進めると、なんだか変です。

アクセルを踏んでも車が進んでいかないので、間違えてニュートラルにしちゃったのかなと思いながらフロントパネルに目をやりますと、なんの電気もついていないじゃありませんか。

シフトレバーをガチャガチャやってみるとニュートラルは緑色の電気がつきます。

でも、ドライブの緑電気がつかないことを突き止めて、そのままディーラーに逆戻りしました。

「Dの緑色がつかないよ~。これ、直してくれないかしら。」

と、言いましたら、

「180ドルかかるけど…。この際だから、工賃は電球を1つ交換しても10個交換しても同じなんだから、いっそのこと車にある全部の電球を全部一気に交換しちゃったら?」

と言われて、いまいま800ドル近いお金を払ったばかりの私は、

「NEXT TIME!]

とだけ言い放って、ディーラーを後にしました。

ええ加減にせェ!










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