アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

AT&Xとの闘い。  その3

「あ~、また1週間ぐらい待たないとネットに繋がらないんだろうな…。」

などと思いながら、テクニカル・サポートの人に来てもらうことに同意しました。

「え~、今からすぐ人を送ってもいい?」

などと、完全に想定外のことを聞かれたので、

「それは、すぐすぎ!!明日にして!」

と言って、次の日に来てもらうことになりました。

翌日。

夕方に来るというので、仕事が終わったら一目散に帰ってきてサポートの人が来るのを待ちます。

5時過ぎに携帯電話に電話がかかって来て、

「今、向かっています。20分でそちらに着きますから。」

と連絡を入れてくれました。

ちょっと前までは、ありえなかったサービスぶりです。

20分程たったら、ちゃんとベルが鳴りました。

ドアを開けると、私の倍ぐらいある(うそ)とっても背の高い黒人のお兄ちゃんが、AT&Xのバッジを提示しながら、

「来ました。どこですか。」

と、早速作業を始めてくれました。

ちなみに、わざわざ言わなくっても、ちゃんと靴カバーまでしてくれるんですよ。

さて。

私が既に試したことを一通りやってみて、やっぱり全然駄目なことが確認されます。

データ信号がちゃんとこの部屋のジャックまで来ているかどうかを調べる装置をかまいながら、いろいろとテストをして、

「この部屋の電話線ボックスは、どこ?」

と聞いてきました。

そんなモン、見た事ありません。

サポートのおにいちゃんとありそうな場所を探ってみると、廊下にその取り出し口を見つけました。

このアパートの部屋は全体的にクリーム色のペンキが塗ってあって、「全体的に」と言うと聞こえが良いかも知れないけれど、つまりは面倒なので何でもかんでもクリーム色でペンキが塗ってあるわけなんです。塗ってはならないところにまでです。

案の定、電話線ボックスの取り出し口もしっかりとペンキが塗られて、そのネジ部分までべったり塗りつぶされてしまっているもんだから、簡単に見つかるわけありません。

ドライバーの先でペンキをはがして取り出し口のカバーを取り外すと、中でグルグル巻きになっているたくさんの電話線が出てきました。

それに信号確認装置をつけていろいろテストをした結果、どうやら、問題はここじゃないという事を発見し、今度は、

「親ラインって、どこ?通常、地下とかにあるんだけど。」

ということで、地下に一緒に降りて行って、親ライン探しです。

集合アパートで一棟に24世帯も入ったビルですから、地下もとっても広くて親ラインがまとまっている場所を探すのは簡単なことではありませんでした。

やっと探し出したら、その場所は薄暗く、いくつもの細い電話線が束になった状態を見る事は大変困難で、サポートのおにいちゃんも懐中電気なんぞ持っていなくて、作業中は私のアイフォンのフラッシュライトで手元を照らしてあげました(すっかり、アシスタント)。

作業の結果、どうやら原因はそこにもなかったようで、

「ちょっと行ってくるわ。」

とだけ言い残して、サポートのおにいちゃんは外に出て行ってしまいました。

しばらくすると、部屋のドアが鳴って、おにいちゃんが戻ってきました。

「ちょっと、そのラインを繋げてみて。」

と言うのでつなげてみますと、前日にどうやっても赤しか点滅しなかったゲートウェイに緑色が光っているじゃありませんか!

ということで、どうやら、外のラインが切れていたそうで、そりゃ、私が何しようと無理だわと言う事でした。

ラインが開通し、登録も完了し、とうとう我が家にもワイファイ環境が整いました。

一気に昭和時代が終わったという感じです、

おにいちゃんに、

「これって、どのぐらい料金掛かる?」

と聞くと、

「うん、100ドルだね。」

だと言われ、一瞬絶句すると、

「うそ!大丈夫。キミのせいじゃないから、料金なんて取らないよ!」

と訂正してくれました。

実は100ドルぐらいは覚悟していたので、おにいちゃんには大感謝です。

電話でなんとか直そうとしていたときは、なんとも絶望的になっていましたが、サポートのおにいちゃんで復活することが出来て、全体的なAT&Xの印象は凄く良いものとなりました。

全然、闘いじゃないじゃない!

お勧めします、AT&X。


あ、それから。

全然気に入らなかったアンドロイドはさっさと捨て去り、アイフォンに返り咲きしました。

AT&Xのショップに行って、いかにアンドロイドが気に入らないかを説明しましたら、無料でシムカードの交換をしてくれたといういきさつです。

私の中でAT&Xの株は上がりまくり。




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