アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

サンキューと言うのは、実は難儀。

2年も髪を切らずにいると、無茶苦茶長くなります。

たま~に前髪ぐらい自分で切ったりするものの、基本は、のばしっ放しです。

で、出発地点がレイヤーがガンガンに入ったショートなもんですから、そのままのびてきますと揃った部分なんてひとっつもありません。

いわゆる、ザンバラ髪なんです。

おまけに、毎日、硬水で洗髪、シャンプーは安物、ドライヤーなんぞ使わず自然乾燥、ある程度乾いてくるまで適当に束ねておく、と言う様な過酷な環境にさらされている我が髪の毛。

冬の寒い日は、まだ水分が随分付いたまま束ねてそのまま外にでると一瞬にして凍ったりします。

ま、そんな感じで、かわいそうなぐらい、ないがしろにされています。

最近は、余りに長いため、ある程度乾いてきたら縛っているのをほどいておくほうがうるさくないことに気付きました。

ダラダラと長いだけの髪のままで、ボウズを迎えに学校に行ったり、自分の勉強会に参加したり、会社に行っている私ですが、なぜだか、決まって言われます。

「あら、いつの間にそんなにのびちゃったの?いいね~!!」

と。

全然意味がわからなくて、

「へっ??」

という顔をすると、

「西洋人の目からは、東洋人のウネウネ黒髪って、いいんだよ~。」

なんだそうです。




つい最近も、複数の白人系米人に、

「ゴージャス!」

といわれて、完全に目が点になってしまった私ですが、そういうときには、軽く、

「サンキュー」

て言えばいいのに、

「え~、2年間も美容室にもいけず、ただダラダラのばしているだけなのに~、もう、うっとうしいったらありゃしない!!」

などとグチャグチャと不必要な説明をし始める私。

褒めてくれた相手は、決まって、

「何だ、こいつ。(軽く感想を述べただけなのに...。)」

て顔をします。


あ~~~、もうっ!!



そもそも...。

褒められることって結構苦手で、たま~に何かでお褒めの言葉を頂くと、そわそわしてしまって、とんでもない返事をする傾向があります。

で、散々言っちまった後に、

「あ、サンキューのひとことで済んだのに....。」

と後悔します。



密かに、昭和の時代に、褒める教育じゃなくて、けなして奮い立たせる教育を受けてきた弊害なんじゃないかと疑っています。

あるいは、私がただ単に天邪鬼だからなのか...。


夜寝るときにでも、「サンキュ」という練習でもしようかな、なんて思ってみたりしています。



jchurch_2011.jpg
全然関係ないけれど...。
イタリア・フィレンチェ。デュオモからの眺め。
水色のドームのある建物は、シナゴーク(ユダヤ教の礼拝所)。
撮影は、2011年10月。










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