アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「終わりよければすべて良し」な、旅  (((その26)))

相変わらず、前回からの続きです。


     

何とか、宿坊に到着しますと、宿坊の尼僧さんたちが、

「あら、どうしたの?戻ってきたの?」(←もちろんイタリア語。恐らくこんなことを言っているんだろうと…)

と、優しい声で聞いてきます。

私が、

「ストライキ…。」

と消えそうな声でひとこと言っただけで、

「そうだったの!部屋はあるから大丈夫。後でタオルを持っていくわね。はい、これキーね。」

と部屋を用意してくれました。

なんと素晴らしい宿坊なんでしょう。

1時間ぐらい荷物を持ったままドロドロと歩いてすっかり疲れてしまっていた私は、早速部屋に入ってドカッとベッドに座り込み、デルタに電話をし始めました。

もちろん、通話中。

全然、通じません。

何度かけなおしても全然通じないので、とうとうあきらめて、宿坊のフロントオフィスにいる英語の通じるバイトのおねえちゃんに相談することにしました。

「近所の旅行代理店にいってみれば?」

ということで、早速旅行代理店に足を運びます。

「あ~、キミも知っているでしょ?今日はストライキで、ウチだって全然デルタに電話なんか通じないよ!」

と言われ、一瞬にして玉砕してしまいました。

デルタに電話が通じない、旅行代理店も駄目、となるとデルタとの接点は空港しかありません。

ということで、再び空港に行って旅程の組み換えをすることにしました。

朝一番で空港までタクシーで向かい、空港から駅までタクシーで駆けつけ、既に2回もタクシーを使っていましたから、駅から空港まではタクシーではなくバスで行こうと決めました。

ちなみに、空港からフィレンチェの中心地までは、タクシーで少なくとも20ユーロはかかります。

バスを使うと5ユーロです。

駅から空港までのバスは、駅近くにバスターミナルがあって、そこから出ています。チケットはフィレンチェ駅の売店(キオスク)で購入できます。空港バスチケットとかいう看板が出ています。

さて。

バスターミナルから空港まで30分弱。結構快適な乗り心地です。

その日、二度目の空港到着です。

デルタの窓口に行きましたら、同じおにいちゃんが窓口にいます。

おにいちゃんの窓口に行きますと、

「(また、キミか!と言う顔で)おやっ!!」

って言われちゃいました。

「電車は満席で、駄目だったわ…!!」

と言いましたら、さっとコンピューターをたたきながら電話をかけ始めてくれました。

「午後のアムステルダム便があいてるな~。2時間半後にここを出る飛行機なんだけど。で、アムステルダムからデトロイトね。どうする?」

と言われ、頭の中が真っ白になってしまいました。


なぜなら、空港まで全く手ぶらで来てしまっていたからです。

まさか、今日の飛行機が取れるなんて思っていなかったので、荷物は全部宿坊に置いてきた私。

もう、ばかばかばかばか!!!!!

一杯一杯になっちゃている頭で計算を始めます。

空港から宿坊までタクシーを飛ばし、宿坊で荷物をピックし、そのまま空港まで舞い戻るのに1時間半ぐらいでできるかどうか。

デルタのおにいちゃん曰く

「あなたは、既に2回も旅程変更しているから、これが最後ですよ。これを逃したら、新たにチケット購入と言うことになりますよ。ちゃんと、間に合いますか?」

と念を押され、

「(震える声で)わ、わ、わ…分かってます。それで、お願いするわ。」

と言い放ち、タクシー待ち場までダッシュ!

ヒマそうにしているカラーシャツを着たいかにもイタリア伊達男風のドライバーに、

「1時間以内にここに戻ってこないといけないの。飛行機出ちゃうから。出来るかしら?行き先はディオモ近くの宿坊。」

と挑戦的に聞きますと、

「もちろん。それ行くぞ!」

ということで、おんぼろフィアットが街中をどんどん駆け抜けていきます。


(まだ、続きます…)


firenze_bdg039.jpg
思いっきり道に迷ったお陰で、結構地図が頭の中に入りました。
フィレンチェは小さな街なので迷っても知れています。
むしろ、迷った方が楽しいかも。
(そんなシーンが「眺めの良い部屋」にもあったなぁ、そういえば。)
でも、夜に迷うのはやめたほうがいいかも…。






スポンサーサイト

Comments

Post A Comment

What's New?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。