アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

1インチ

デトロイトに高速75号線という主要道路が南北を走っています。

その75号線上に架かっている橋のところで去年大事故があって、橋はどろどろに溶け落ち、道もグチャグチャになり、75号線は完全封鎖となりました。あんなにひどい事故だったのに、誰も死亡しなかったのはまさに不幸中の幸いでした。

さて。

75号線は主要道路なので、突貫工事で復旧作業が行われました。とにかく、車が通れるようにしないといけないということで。

よってたかって復旧作業が行われた結果、なんと、あれだけぐちゃぐちゃだった現場は3日ぐらいですっかり片付けられ、とりあえず道路として復活を果たしました。

その対処の早かったこと早かったこと!

通常道路工事って、1メートルぐらい直すのにだって3ヶ月ぐらいかけてダラダラやっているのに、あんな大掛かりな工事を2日3日でやっちゃいましたから、市民からは、

「な~んだ、やりゃ、出来るじゃん!!!」

と言われるほどの超効率のよさ!

道がきれいになおり、溶け落ちた橋はきれいに撤去され、新しい橋をかける工事が始まりました。

この橋をかける工事もなかなかスムーズに終了して、そのときも、

「凄く早く、それもなかなかきれいにできたじゃな~い!やれば出来るね~。」

という感じで。

これで、75号線は以前の平和を取り戻しました。上下線ともスムーズな流れです。

と思ったら!

新しい橋が出来上がったら、市の土木検査員が認定調査に来ました。

橋の強度とか寸法とか、しっか規定どおりに出来ているかどうかを最終チェックするためにです。

検査員が散々検査した結果、なんと、

橋の高さが1インチ足りない

ことが判明しました。

ということで、

せっかく作った橋は取り壊し

今現在作り変え作業が行われています。

橋は、$3Mなんだそうで、1インチ足りなかった橋の分と、訂正分で、軽く$6Mは飛んでいきます。

税金なんですけど、このお金…。

全部架け替えるんじゃなくって、何とか1インチ分上げる技術ってなかったのかしら?

この1インチ足りない橋を架けた責任者は絶対にクビだ!(って、そうじゃなさそう…)

ばか、ばか、ばかっ!

ちなみに、このバカ工事のため、75号線はとんでもない渋滞となっています。






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