アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

方言、あります。

我が家にはどこの言葉だかわからない単語とか発音だとかが存在します。

「いっころはちべ」とか「まわしをする」とか。ごく普通に使っているものの、語源はまったく不明です。

発音は、名古屋弁系だと思われますが、ちょっと関西系の音が入っているような気がします。

まず。

私の祖母の出身は宮城県。

宮城県出身の友達に、

「ウチのバアちゃんさ、宮城県の出身なんだ。小牛田(こごた)ってとこ。」

って言ったら大笑いされたことがあります。(何でや!?)なんでも、相当な田舎だそうで…。

そして。

私の祖父は岐阜県の山奥。超山に囲まれた場所なんで、苗字もそれにちなんでいます。

11年前、たまたま祖父の実家に結構近い場所に転勤になって4年間住んでいたことがあります。その地で病院や役所など公共の場所に行きますと、「山」系の苗字の人がやたら多くて、それもある特定の苗字の人がワンサカいるもんだから、

「XXさ~ん」

と窓口で呼ばれると、その苗字の人が5人は一斉に立ち上がるという現象がありました。で、みんなして、

「下はなにィ~?」

って叫ぶんです。面白かったなぁ。

さて。

もちろんアメリカにも方言とかその土地独特の言い回し方というものがあります。

私の住むミシガン州は、アメリカの中でももっとも標準的な英語が話されている場所だといわれていますが、これは、ミシガン州に住む人たちが言っていることですからあまり信頼できません。

だって、ほかの州に行くと、

「ウチの州が一番標準的な英語を話している」

って主張するんですから。(非常に、アメリカらしい)

たとえば。

ニューヨークの英語とカリフォルニアの英語は、スピードがぜんぜん違うような印象があります。ニューヨークからカリフォルニアに行くと、なんだか英語が聞きやすいんです。なんでかな~、と考えてみましたら、カリフォルニアの人たちがしゃべる英語がとってもゆっくりなんです。温暖な気候と、リラックスした雰囲気がそうさせているのかしら。

アラバマやジョージアやテキサスなど南のほうにいくと、明らかに発音が違います。耳が慣れるのに時間がかかります。英語を母国語とするアメリカ人でも、南部英語は理解しにくいというぐらいです。無理にたとえるなら、九州の人が東北にいくとはじめは何言ってんだかわからないな~、という感じかと…。そのぐらい違います。

英語をしゃべり始めて間もないころは、単語一つ一つを聞くのに一生懸命ですから、方言とかいちいち気にしてる場合じゃないけれど、随分しゃべれるようになってくると、

「あ、この人、随分とアクセント(方言:ダイアレクト、とも言います)があるわね~。」

って、自然にわかってくるようになります。

米人A夫妻のご主人は、アラバマの出身。ミシガンに住んでもう何十年もたっているので、すっかりアラバマ訛りはなくなちゃったと言っておられます。

し、しかし!

去年のサンクスギビングのディナーのときに、初めてAご主人のちょっとしたアクセントに気づきましたよ。母音がかすかに鼻にかかって、ミシガン英語と違うんです!あの瞬間はちょっと嬉しかったなぁ。

あと、口癖のように

"Y'all"

というのもミナミ系です。

You all

の短縮形で、「ヨォ~ル(ルはほとんど聞こえない)」みたいな発音になります。YOUなんですけど、ALLをつけて、

「あんたたちね~」

みたいな意味合いになります。

南の方出身の有名人たちがテレビなどでしきりにこれを使うため、一般的な言い回しになってきました。ウチのボウズなんてデトロイト生まれなのに、わざわざ南部訛りをつけてこの単語を使ってます。

最後に。

陸続きのお隣の国カナダにも独特の言い回し英語があります。いわゆる訛りはないのだけれど、語尾になぜだか

"eh?"

をつけるんです。

たとえば、

You were born in Detroit, eh?"

みたいな感じで。

ニュアンス的には、EHがない場合、

「デトロイトで生まれたんですね。」

となるんですが、EH(エ~、と発音します)をつけると、日本語で言うところのどこかの田舎の方言系語尾となり、

「デトロイトでうまれたんけ?」

とか、

「デトロイトで生まれたと?」

とか

「デトロイトで生まれたんちゃう?」

みたいな感じかと…(日本語で例えるなんて無理…)

とにかく、会話の最後にEH?ときたらカナダ人だと思ってください。でも、カナダに近いデトロイトのようなところでは結構EH?が蔓延していたりします。私も知らず知らず使ってます。(お前はカナダ人かって、突っ込まれたことありまして…。)


英語がある程度上達してきたら、今度は方言系をお試しください。










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