アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

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翻訳・通訳の難しさ

英語ができれば通訳とか翻訳とかが自動的にできるというものではありません。

通訳とか翻訳にはスキルが必要なんです。

先日、ある日本人向け米国法律セミナーに行きました。セミナーの講師が米人だったために通訳付きでしたが、それがなんともお粗末で。

そもそも同時通訳用の装置がうまくつながらなかったことがケチのつき始め。

同時通訳をあきらめ、講師の隣で逐次通訳と言う形になりました。

講演内容が法律に関することで、おまけに講師も通訳付きで話すことに慣れていなかったため、講演内容がハチャメチャになってしまいました。

逐次通訳で講演を聴いていた日本人の皆さんにどれだけ講演内容が理解できたでしょうか。

逐次通訳だと、英語、日本語の訳、英語、日本語の訳、というように順ぐりで話が進んでいきますが、一番気をつけなければならないのは、話の流れです。

ちょっと誤解して訳してしまったりすると、もう大変。話が繋がっていきません。

で、話の筋が滅茶苦茶になってしまって、通訳崩壊となります。

また、逐次にしろ同時にしろ、通訳はオリジナル・スピーカーの言うことを凄まじい集中力で聞くため、物凄く脳みそが疲労するんです。

日常会話ぐらいの通訳なら特に準備もせずにチャッチャとできてしまうのですが、法律・医学・国際会議などの通訳は常に複数人数ついて交代しながらやります。(脳みそが疲れるので)

また、講演通訳の場合は事前に講演内容のテキストならびに資料を事前に全部貰い、がっちり勉強してのぞむのが普通です。

私が参加したセミナーの通訳さんたちは明らかに勉強不足だったようです。

そういえば、私も昔、初めて会議で通訳をやらされたとき、とんだ恥をかきました。

英語で何言っているのかわかるのに、それを日本語にすることができないんです。

会議には大手自動車メーカーのエンジニアが大勢参加し、みーんな私の方に耳を傾けているので、物凄く緊張してしまって、自爆してしまいました。

いくつも通訳をやるうちに「コツ」がわかってきたのです。

でも、今でも裁判関係の通訳をすると、とても脳みそが疲れます。

翻訳は通訳と違い速攻でパッパと訳す緊張はありませんが、言葉を吟味する「国語力」が必要です。

いずれにしても、ちょっとぐらい英語が喋れるからって、通訳者・翻訳者なんかにはなれませんよ~。

それから、何の事前説明もなしに、

「ちょっとさ~、これからミーティングに通訳として入ってくれないかな~」

と言い出す日本人のおじ様たち。あなた達の英語が出来ない理由はその横暴さにあるんですよ~。

ヨハネの黙示録より


全然関係ないけれど…
「災いだ、災いだ、地に住む人々は、災いだ」

本当に、その通り。
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