アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

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パワー全開のコンサート

お二人とも60をすぎているんだよな~

と何度も思いながら4時間があっという間に過ぎてゆきました。

昨日は待ちに待ったビリー・ジョエルとエルトン・ジョンのコンサートの日。

ウチから車で15分のところにあるパレス・アーバンヒルズというプロバスケットチームの拠点で、この二人の大御所がジョイント・コンサートをやったのです。

「体力が持たないからジョイントでやるんだな~、きっと。ぜいぜいしながら、かわりばんこでコンサートをのりきるんだろうな~。」

となんとも失礼なことを考えていたのですが、コンサートが進めば進むほど、二人の怪物…失礼、大御所の偉大なるパワーにひれ伏してしまった私です。

観客を5万人近く収容できるプロバスケ会場の1階部分にとてつもなく大掛かりなセットが組まれ、巨大テレビスクリーンも吊り下げられ、舞台は2台のヤマハ製グランドピアノが奈落から上がってくるようになっています。それから、ビリー・ジョエルとエルトン・ジョンにはそれぞれ専属のバンドがあるので、バンドのメンバーも曲に合せて楽器と一緒に奈落から上がってくるようになっています。

オープニングは2人そろって2曲。(ん?3曲だったけかな?) エルトンは汗ひとつ流さず演奏していましたが、ビリーは汗だく。スーツでネクタイもしているから余計に暑そう。ちなみに、エルトンは、背中にド派手な刺繍のあるタキシードのようなジャケットと、ショッキングピンクのシルクのシャツを着ていました。耳にはドでかいダイヤのピアス、ピンクのサングラスにはダイヤでEJのロゴつき。巨大スクリーンが二人の様子を詳細に写してくれました。

オープニングが終わると、ビリーはさっさと引っ込んでしまいました。エルトンだけの舞台です。ピアノの即興演奏が入るので、1曲1曲が長い長い。3曲ぐらい終わったところで、もうそろそろビリーと交代かなと思ったりしたのですが、ピアノの隣においてある水を少し飲んですぐに次の演奏に入ります。演奏、水の補給、が延々と続きます。これでもかっていうぐらい。手をたたきながら聞いているほうが疲れるぐらい。2時間近く散々演奏して、超盛り上がったところで、会場が真っ暗になって、ビリーに交代。

ビリーはオープニングのままのスーツ姿でピアノの椅子に半分だけ腰掛けて、観客側に身を乗り出したような格好で演奏。曲と曲の間はおしゃべり。分厚いタオルで汗を拭き、おしゃべりをしながら呼吸を整えて次の曲に移るという感じでした。

英語がわかるようになった今、彼のおしゃべりを聞いて、ビリー・ジョエルという人がべらんめい調な話し方をする人だってことを初めて知りました。「俺っちはどうせしがないピアノ弾きだからさ~。」みたいな…。なんだか親しみを覚えちゃいました。

ビリーもエルトンのように、これでもかっていうぐらいどんどんと演奏を進めてゆきます。全部知った曲で、ちょっとマイナーなザンジバルまでやってくれて。観客はもちろん彼の曲をよく知っているので、全曲ビリーと一緒に大合唱。特にスローな曲は心にぐっとくるものが多いので、さびのところを即興で何度も繰り返して観客と一緒に歌うなんてサービスまでしてくれて。何万人もの観客がひとつになって歌っちゃいました。もう、まるで、教会の日曜ミサの世界でした。

ビリーの番が終わると、衣装替えをしたエルトンが再び登場。フィナーレです。お互いの曲を何曲かやって、最後にビリーがハーモニカを取り出しました。「ピアノマン」が締めの曲でした。これも会場みんなで大合唱。サビのところを何回も何回も繰り返して、ショーは終了しました。

2人のおっさんのコンサートでしたが、おっさんなんて全然感じさせない、クチパクな若いアーティスト達に全然負けていないパワフルなショーでした。(でも、コンサート終わったら、二人とも点滴打ってるかもと想像しちゃった私です。)

大型スクリーンに映る2人の顔とか手はシワとかシミとか目立っていたけれど、とってもうれしそうに演奏する顔はムチャクチャ少年してました。特にエルトンの温和な笑顔はなんとも形容しがたいほどの無邪気さで。あぁ、この人は本当にいい人なんだな~って思いました。

ショーが終わって観客に挨拶しているとき、観客がサインをしてもらおうと紙とペンを差し出すんですね。で、エルトンは一人一人にちゃんとサインしてあげるんですよ。で、さらに、さしだられたペンを返すとき、ちゃんとキャップをして返すんですよ。もう、その光景を見て、エルトンってなんていいヤツなんだ!っと感激した私です。

お二人とも昔と同じ声で、エネルギーレベルも同じで、でも、人間的に深みを増したいい演奏を聞かせてくれました。

7時30分開演で11時半ぐらいに終わりました。ウチに戻ってきたのは12時過ぎ。ベッドに入ったのは1時。泥疲れでしたけど、快い眠りとなりました。

あ~、よかった。
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