アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

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ロイヤル・アポロジー

親愛なる女王陛下

毎年、私の誕生日に忘れることなく誕生日カードをお贈りいただき、本当にありがとうございます。これ以上の栄誉はないと、心より感謝しております。

今年もまた陛下からカードが贈られて来る時が近づいて参りました。

まことに図々しいとは思いながら、陛下にお願いがあり、ペンを取ることに致しました。

私の105歳の誕生日に頂きましたカードで、陛下は紫色のドレスをお召しであられます。しかしながら、106歳の誕生日以降に頂きましたカードはみな同じ黄色のドレスをお召しでいらっしゃいます。

なんとか、このドレスの色を、今年は変更いただけませんでしょうか。別の色のドレスをお召しの陛下を見たく存じます。この願いがかないましたら、私の109歳の誕生日はまことにすばらしいものになると信じております。


今年109歳になったイギリスに住むキャサリン・マスターズさんはこのような手紙をエリザベス2世宛てに書いたと思われます。(手紙は全部、インタビューをもとに私が妄想したものです。)

イギリス王室には100歳を超えた臣下(つまりはイギリスあるいはイギリス圏に住む市民)全員にお祝いのカードを送る慣習があるそうです。

通常、カードに印刷される女王陛下のお写真などは数年毎で変えられるそうですが、キャサリンさんは105歳の時に受け取った紫色のドレスが106歳の時に受け取った黄色のドレスに変更になって以降ずっと毎年黄色のドレスのカードを受け取りつづけているため、次の変更まで待ちきれず、

「黄色のドレスはもういいから、別の色にしてほしい。」

というリクエストを王室に出したんだそうです。

陛下の女官がこの手のリクエストの対応をしており、

「カードの写真を新しくしました。この新しいカードがあなたの誕生日をすばらしいものにすることを願っております。」

ぐらいのメッセージで終わりになるところだったでしょう。

しかし、キャサリンさんはなんともすごい誕生日ギフトをもらうことになりました。

陛下の誕生日メッセージをウイリアム王子が直々に届けにきたのです。

ウィリアム王子の訪問はその5分前に老人ホームに住むキャサリンさんに伝えられたそうです。その知らせを受けたキャサリンさんは、あまりに急ですばらしい知らせに

「いすからずり落ちそうになった。」

そうです。

ウィリアム王子は、女王陛下からの

「お詫び(ROYAL APOLOGY:ロイヤル・アポロジー)」

をキャサリンさんに申し出、キャサリンさんもそれを快くお受けしたそうです。

さらに、キャサリンさんは、7月にバッキンガム宮殿で行われる園遊会にも招待されたそうです。

キャサリンさん曰く、

「新しい、ドレスと、お帽子を買わなきゃ。」

ですって。

主張はしてみるもんですね~。

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