アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

行きも帰りもコワい道のり

ちょっと更新を怠けてました。

さて。

ネタは結構あるんですけどね。(例えば、今年日本に帰省した際の旅行記。まだ完結してないし!)文章を書くのって、ある程度の勢いが必要なんです。でも、その勢いがなかなかでない今日この頃です。景気が悪くて、いつクビになるやら分からないような毎日を過ごしていますと、どうも文章を書く勢いなんて出ない、というワケです。

ま、でも、気を取り直して。

この9月から学校に行っているのですが、その学校はデトロイトにあります。

「デトロイトにあります」って言うのは簡単なんですが、じつは、とっても大変なんです。

デトロイトという町は全米で常にトップ3に入る犯罪で、毎日どこかしらで殺人事件とか殺傷事件とか誘拐事件とかが起こっています。そもそも治安がよくないところなのに、最近の不景気がますます犯罪傾向を悪くしています。

自動車関係でデトロイトに住む日本人たちはデトロイトの郊外に住んでいます。デトロイトに行くには車で少なくとも30分ぐらい走らないといけません。日本で「車で30分」というと何だか近いような気がするかもしれませんが、アメリカで車で30分は随分と距離があります。ですから安全な場所に住んでいるということになります。ちなみに、我が家からデトロイトまでは小一時間かかります。

高速75号線を南下してデトロイト市内に入ります。「マック・アベニュー」という出口で出ます。右折するとデトロイト美術館などがある文教地区。ウェイン州立大学や付属の大学病院などもあり、昼間はそこそこ安全ですが、それでも脇道などには入らないようにしないといけません。

私の学校のある方角は、マック・アベニューを右折ではなく左折するのです。

左折して3分ぐらい走りますと、景色が怪しくなってきます。廃墟と廃墟の間に住宅があるのですが、どれもこれも手入れがされていない古ーい建物ばかりで、本当にこんなところに人が住んでいるのかしら、みたいなお家ばかり。廃墟や住宅のないところは空き地ですが、空き地は全く手付かずで草ぼうぼうの荒地。ごみが山盛りに積まれていたりして、あのごみの山に死体が埋まっていてもおかしくないな、なんて思ったりします。

マック・アベニューは結構大きな道なので、歩道があります。歩道には、ボロボロの車が停まっていたり、この近辺に住んでいる人たちが歩いていたりします。ボロボロの車がいきなり発進したり、歩道を歩いている人がいきなり車道に出てきたりしないか「とっても」注意深く車を運転しないといけません。

それから、マック・アベニューは片側1車線ですが、あの辺に住んでいる人たちはそんなこと無視。ちょっと車線が広くなると勝手に2車線解釈。道の真ん中を走っていると、いきなり右側から車が近づいてきてビビッた事が何度もあります。(米国の追い越しはあくまで自分の左側!)

危険地域を車で走るときのポイントは、出来るだけ赤信号で停まらないようにすることです。車のスピードを調整して、出来るだけ信号が青になるようにするのです。どうしても赤になってしまう際は、完全に止まらずに青いになったらすぐに発進できる準備をしておきます。

信号で停まっている間に事件に巻き込まれる可能性が高いからです。隣や後ろにいる車から発砲されたらおしまいです。

ということで、学校はとっても楽しいのですが、そこに行くまでが大変で、そこから帰宅するのも大変です。学校がある地域は「歴史保存地区」ですから、そこだけ物凄く大きなお屋敷が建ち並び、治安もいいのです。その地域のぐるり360度が危険地域となっているため、そこに行き着くまでのどのルートも危険だという次第です。

デトロイトは本来は由緒ある町なんだから、もうちょっと何とかならないかしらね~。

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