アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

救急病棟に行く。

以下は、おとといのお話です。

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朝、目を覚ますと世界がぐるぐる回っていました。

吐き気もするな~、などと思いつつ立とうとするとまっすぐに立てません。

「やっぱり、テーブルに頭をぶつけたのが悪かったのかしら…。う~ん、昨日のうちにドクターのとこ行っときゃよかった…。」

等と思いながら、

「お~い、R(ウチのボウズのこと)、M君(友達)に電話して!救急に行かなきゃ~」

ということで、M君登場。

まずは、ボウズを学校まで連れて行って、それからボーマン・ホスピタルの救急に行きました。

朝早かったので、待合室には誰もいなく、そのまま受付をして(気持ち悪くて、年齢を聞かれたときに物凄くサバよんでしまった…生年月日言ってるからバレバレなのに!)、さっさと個室に連れて行かれました。

冷房がガンガンにきいた病棟は冷凍庫にいるようでとっても寒く、薄っぺらい毛布1枚じゃ足りません。看護士を呼んで毛布を6枚もらってくるまりました。

テレビのER等とは全く別の世界で、誰も走ったり叫んだりしていません。なんとも、ゆっくり時間が流れています。緊急病棟には80年代のヒット曲まで流れています。(気持ち悪いのに、よくわかるな~。)

引き続き、めまいで気持ち悪くてベッドに臥せっていますと、誰かが私の名前をおかしな発音で呼びつけます。

目を半開きにして、それが医師だということを確認。

「どうしたんですか~?」(もちろん英語で)

と聞かれ、

「せ、世界がグルグル回って気持ち悪くて。吐き気もします。上向き姿勢なら大丈夫なのに、横向きで寝ると世界が回りだして…。2日前にテーブルに頭をぶつけてとっても変な音がしたんですけど、それって関係ありますか???あてた辺りに鈍い痛みがあるんでけど…。」

というと、頭部に怪我をしたときに行う一連のテストがされました。医師が移動させる指の方向を目だけで追うとか、医師の両手を自分の両手で同じ力でぎゅっと握るとかです。

このテストが終わると、

「めまいを改善するIV(アイヴィー:点滴のこと)をしますね。それから、吐き気改善のためのお薬を出します。あ、それから、念のためにCTスキャンもやっておきましょう。」

とだけ言って去って行きました。

すぐに看護士のおばちゃんが来て、採血とIVの準備をしだしますが、腕に針を入れるのがクソ下手で右手をあきらめて左手にも穴をあけられました。あんまり下手なんで、「自分でやるから、貸せ!」といいそうになったぐらいです。

10分ぐらいすると、別の看護士が来て、

「採血しま~す」

って、言うんです。

「え!採血だったらもう来たよ~!!」

というと、「え!」とか言いながらナースセンターの方に走っていってしまいました。

不審だと思うことはちゃんと言わないと、何されるかわかったもんじゃぁありません。

走っていってしまった看護士がまた来て、

「さっきとった血、ダメだったんで再採血なんですって!」

ということで、私の腕は3つも穴があきました。これじゃ、ヤク中毒者だよ、もう!

1時ぐらいするとCTスキャンをするためにベッドのまま検査室に連れてゆかれて、少し待っただけでスキャンも終わり、また病室にベッドのまま戻ります。

病室でウツロウツロしているうちにIVも終わってしまって、今度はむしょうにお手洗いに行きたくなるではありませんか。ナースコールを押すと、

「ルーム212にヘルプが必要です。だれか、手の空いているナース、行ってあげてね~」

という放送が入ります。

すぐ誰かがくるかと思いきや、誰も来ません。

結構、切羽詰っていたので、IV袋を自分で持って、勝手にお手洗いに行ってしまいました。

もうその頃には、めまいも随分と改善され、自分で歩くことが出来たのでした。吐き気もしません。むしろ、おなかが減ったと感じていたぐらいです。

救急に入って3時間ぐらいしたところで、医師が再び現れ、

「CTスキャンの結果、頭部、大丈夫です。薬は効いてますか?ま、耳の奥にある体のバランスを取る器官が何かの原因でおかしくなったんでしょう。」

と言って、ディスチャージ・フォーム(退院許可書)とフォロー・アップ書類をおいて次の患者さんの所に去ってゆきました。

以上、保険がないと少なくとも10万円ぐらいかかります。

私は会社の保険がカバーしますので、50ドル(5000円)です。

めまい改善のお薬を処方してもらいましたが、このお薬、大変な副作用があるんです。

とんでもない便秘になります!一錠だけ飲んで、もうさよならです。めまいより便秘の方がツラい。

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病気の英語

めまい  lightheadedとかdizzy(形容詞)
はきけ  nausea(名詞)
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Comments

大変でしたね。私は昨日すごい貧血で寝ていました。それで今日WICで血液検査をしてもらったら9.0だって言われました。これ、毎日鉄剤とってこの値ですよ。いったいどれだけ鉄欠乏なのか、っていう話です。
検査してもらわなきゃナア。

2008.06.12(Thu) 22:11       uta さん   #FvEjKfs.  URL       

A2のしげちゃんです。 私も2000年の春に、このグルグル病?になりました。 子供がまだ小さかったので、自分で這って電話のところへ行って、友達にHelp!の電話をかけました。 私は、頭を打ったりしていなかったので、いきなりIVと注射でした。
うちの会社の駐在員もグルグル病になって、IVと注射をされました。 そのころA2地区では、グルグル病が流行っていたので、Doctorが「あなたは、頭の病気でこうなっているのではありません。」と言っても、彼は信用せず、『頭のCTスキャンをしてくれ~!』と叫び、DoctorのOrderなしで、CTスキャンをしました。 DoctorのOrderがなかったので、保険が適用されず、CTスキャン代として$8000ほどの請求がきました。 彼は、こんなの払えない~と人事へ泣きつき、結局、赴任先の会社(私の勤務先)が支払いましたよ!!!

2008.06.13(Fri) 11:55       しげちゃん さん   #-  URL       

コメント、有難うございます。

v-100U姫
U姫のブログに「グレープ・フルーツ・ジュース」がいいというコメントがありましたね。初めて聞く話です。私も試してみようと思っています。出来れば薬じゃなくて、なにか食べる物で改善というのが理想的ですよね~。鉄剤はお通じの敵!

v-100しげちゃん
1年に1回ぐらいグルグル病になります。世の中が回るって、ほんと、気持ち悪いね~。たまらんわ。

し、しかし、保険の利かないCTスキャンって80万円もするの!保険さまさまやね~。

ところで、夏休み。また、シーダー・ポイントとか一緒に行きましょうね~。荷物の番やりまっせ~。

2008.06.13(Fri) 13:03       KE007 さん   #-  URL       

心配です。

ちょっと、大丈夫ーー??そんな大変なことがあったにもかかわらず、すごい勢いでブログが更新されてるのがびっくり。大丈夫なの、もう?

2008.06.16(Mon) 16:28       えのち さん   #-  URL       

コメント、サンクスです。

v-100えのち
救急からディスチャージされたのが午前中だったので、午後から会社に出てこようとさえ思ったのですが、さすがに上司から止められまして…。久しぶりにウチでぶらぶらしていました。
1年に1回ぐらい体調を壊します。でも、これはなんとなく恒例のイベントみたいになってまして。ま、大丈夫だと思います。

しかし、年食うと、や~ね。体のあちこちにガタが来て。気持ち20台(図々しい)でも、体がついてこないわ!

2008.06.17(Tue) 15:29       KE007 さん   #-  URL       

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