アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

エジプト旅行記 その10

まだ、しつこく書きつづける私。

結婚式当日のお話です。

エジプトと言えば、中東。中東と言えば、回教。

ということで、S君の結婚式も回教式かと思いきや、キリスト教徒なんだそうで。キリスト教コプト派。

国民の殆どが回教徒の国エジプトですが、エジプトにおけるキリスト教は大変歴史が古く、コプト派はキリスト教の中でも最も古い一派です。

な~んて、知ったかぶりで書いていますが、S君の結婚式に呼ばれていくまでコプト派の存在すら知らなかった私です。高校の世界史の授業で何やってたんだかっ!

お昼過ぎにスーツに着替えて教会に向かいます。

高い塀に囲まれた石造りのコプト教会。教会の入り口には警備の詰め所があり、拳銃を肩にかけた警官が見張っています。そのほかにも何人か警官が教会の周りを巡回しています。どこの世界でも「少数派」と言うのは大変なようです。(コプト派のキリスト教信者数は人口の5%にも満たないとか)

荘厳な造りの中に入って行きますと、ステンドグラスから入ってくるわずかな太陽の光と、ろうそくの光だけが室内を照らしています。

コプト語で式が進みます。室内の薄暗さも相まって、なんだか原始キリスト教時代に戻ったような感じです。

式の真っ最中にもどんどんと人が入ってきます。最後の方には教会内はびっしり人で埋まり、外にも人が溢れているほどになりました。

後から聞いたところによりますと、2000人もの人たちが教会に詰め掛けたそうです。

式が終わると、披露宴です。披露宴はホテルの大宴会場で行われました。招待客は200人。なんとも、芸能人の結婚式のよう。

会場にはありとあらえる料理が並び、夜通し食べてばかりいました。

一生懸命食べていますと、S君の友達やら親戚やらがどんどん寄ってきては喋りたいだけ喋っていきます。(ちょっとアクセントのある英語が辛かった…)

「お~、日本人か!」
「日本語喋るか?」
「エジプトは、これが初めてか?」
「ピラミッドは見に行ったか?」

などなど、質問攻めにあいます。それも同じような質問ばかり。

食べる、質問に答える、食べる、質問に答える、のリズムで夜が更けていきました。面白かったなぁ。
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Comments

確か・・・

イシス女神が聖母マリアと同一に考えられることが多くて、アラビア諸国の中ではエジプトが最もコプト教が普及しやすかったと聞いてます。

そっか~荘厳な結婚式だったのね。
こういうのはお身内じゃないと見られないから、いい体験だたね~

それにしてもエジプトって親日家なのね
異国でもこうやって話しかけられると言うのは嬉しいね~

2008.05.02(Fri) 01:06       たれぞ~ さん   #-  URL       

そうなんです。

v-259たれ様
不思議なことですが、こちらで学校に行っているときも、友達とか中東系の連中ばっかりでした。何でかウマが合うんです。何か呼ぶものがあるのかしら…。
友達がいたから行けたようなもの、ひとりではいけない場所かな、っと思います。観光地に団体で行くなら良いかもしれませんが。アメリカにくるのとはちょっとわけが違いますからね~。

2008.05.02(Fri) 14:47       KE007 さん   #-  URL       

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