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アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。英語が出来ればいいというものではありません。

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2022-04-24 (Sun)

ポーランドへ その10

確か、昔のピアノのチョイスはスタインウェイとヤマハだけだったような記憶だったけれど、最近はカワイとファツィオーリも加わったのね。長らくピアノから遠のいていたので、ファツィオーリの事は良く知らなくて…。ちょっと調べただけでも素晴らしいメーカーさんだということがすぐ理解できました。さて。ポーランドにいる間の情報収集は主にネットで。10月22日の夜にホテルでインスタを見ていたら、「10月23日10時から、ファツィ...

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確か、昔のピアノのチョイスはスタインウェイとヤマハだけだったような記憶だったけれど、最近はカワイとファツィオーリも加わったのね。
長らくピアノから遠のいていたので、ファツィオーリの事は良く知らなくて…。
ちょっと調べただけでも素晴らしいメーカーさんだということがすぐ理解できました。

さて。

ポーランドにいる間の情報収集は主にネットで。

10月22日の夜にホテルでインスタを見ていたら、

「10月23日10時から、ファツィオーリオフィスに奏者の皆さんが来ます。」

という告知が。

招待状がいるのかどうかよくわからなかったので、早速メールを送ったら、

「どうぞ、お越しください。」

と。

ファツィオーリの奏者とは、優勝のブルース・リウさん、3位のガルシア・ガルシアさん、5位のレオノーラ・アルメリーニさんの三人。

23日というと、私がチケットを持っている日だったけれど、ガラコンサートは夜からなので、ファツィオーリに行くことにしました。

場所もホテルから近かったし。

時間ちょっと前に到着すると、オフィスの前には大変な人だかりが。

fazioli001.jpeg
(エントランスは小さく、あまりの人だかりで何がどうなっているか見えない...)

入場を制限しているようで、10人ぐらいずつの交代制となっていました。

訪問者1人につき持ち時間が5分ぐらいで、写真を撮ったり質問をしたりというような流れになっていました。

30分ぐらい人込みの中で待って、寒いし雨もポツポツしだしたから、もうあきらめようかと思った時にやっと入れてもらえました。

まだ生の演奏すら聴いていない三人を目の前にすっかりテンパってしまいました、私。

一緒に入場したポーランド人の女性に携帯を渡して三人との写真を撮ってもらったり、1人1人からサインをしてもらって持ち時間終了。

ちゃんとお話なんぞできるはずなく、今も思い出しては恥ずかしい気持ちがこみ上げてきます。

隣で写真に入ってくれたレオノーラさんは、本当に優しいお嬢さんでずっとニコニコしていました。

ガルシアさんはすごくお疲れの様子で、早く宿舎に戻ってお休みしてくださいと言いたくなるほどでした。

ブルースさんは、大変なハンサム・ボーイで自のプロモーションの仕方をよく心得ているなあと感じました。

数時間後に彼らの生演奏を聴きましたが、張り詰めた空間でピアノを弾く彼らとは違ったピアニストの日常の顔を見ることができて、何とも興味深かったです。

fazioli003.jpeg
こんな感じでソファーに座って質問に答えたりサインをしたり写真撮影に応じたりしてくれました。
レオノーラさんの隣に一人分座れるスペースがあって、参加者はそこに座って皆さんと一緒の写真を撮ることができました。
私もそこにどっかりと座って一緒に写真を撮って頂きました。

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何かの雑誌に載ったショパン風の自分の似顔絵に大いにウけているブルースさん。
既に三夜連続一番を弾いているとは思えないほど、元気はつらつな若者。


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2022-03-27 (Sun)

ポーランドへ その9

「そうだ、コンサートに行こう!」ということで、サロン・コンサートに行くことにしました。小さなサロンがワルシャワのあちこちにあるとのことで、そこでショパンが身近で聴けるとのこと。ネットで調べてチケットを購入し、行ってきました。コンサートは夜です。もちろんサロンまでは歩いていきました。ピアノの看板が見えてきました。ゲートをくぐると中庭にサロンが。何だか素敵なデザイン。中に入ると若いサロンの主催者が迎え...

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「そうだ、コンサートに行こう!」

ということで、サロン・コンサートに行くことにしました。

小さなサロンがワルシャワのあちこちにあるとのことで、そこでショパンが身近で聴けるとのこと。

ネットで調べてチケットを購入し、行ってきました。

コンサートは夜です。

もちろんサロンまでは歩いていきました。

poland_salon003.jpeg

ピアノの看板が見えてきました。

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ゲートをくぐると中庭にサロンが。
何だか素敵なデザイン。

中に入ると若いサロンの主催者が迎えてくれます。

名前を告げると、

「(英語で)はい、承っています。どうぞ、中へ。」

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中も素敵なデザインで、

「素敵なデザインですね。」

と言うと、

「姉(あるいは妹/英語でシスターだけだと姉か妹なのか不明)がデザインしたんですよ。」

と教えてくれました。

ピアニストは、専属だったり招待だったりで、私が行った日は定期的にこのサロンでコンサートをしているポーランド人でした。

彼はショパン音大やジュリアードで勉強をし、国際的なコンクールでも入賞したピアニストだとのことで、とっても優しいショパンを弾いてくれました。

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CDを買ってサインまでしてもらいました。
大切な宝物です。

ちなみに、このサロンでは日本からショパコンに参加した名古屋の医学生さんも演奏したようです。

https://fryderyk.events/


調子に乗って、翌日に別のサロンにも行ってきましたが、そこはちょっとハズレでした。
ピアニストがちょっと擦れた演奏をして、気に入りませんでした。
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これがその別のサロン。ケーキとワイン付き。



2022-03-12 (Sat)

ポーランドへ その八

10月17日は、ショパンの命日。毎年聖十字架教会で行われるというショパンの命日式典。2021年はショパンコンクール中ということもあって、激混みでした。一時間前ぐらいに行っておけば楽勝かと思ったのに、それは全くの見込み違い。現地に到着すると、中は既に大変な人、人、人。いい席、なんてのんきなことなど言ってられないので、とりあえず隙間を見つけて滑り込みます。すると、斜め前にも隙間を見つけてそこに座らせてもらいま...

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10月17日は、ショパンの命日。

毎年聖十字架教会で行われるというショパンの命日式典。

2021年はショパンコンクール中ということもあって、激混みでした。

一時間前ぐらいに行っておけば楽勝かと思ったのに、それは全くの見込み違い。

現地に到着すると、中は既に大変な人、人、人。

いい席、なんてのんきなことなど言ってられないので、とりあえず隙間を見つけて滑り込みます。

すると、斜め前にも隙間を見つけてそこに座らせてもらいました。
それは、丁度ショパンの心臓が納めされているあのピラーのすぐ近く。

周りを見ると、日本人もちらほら。
ヨーロッパの音大とかに留学してきている人達かしらなどと妄想…。

この会場もコンクールと同じように全世界に向けてストリーミングを発信するようで、そのための機器が沢山設置されていました。

ショパンがパリで亡くなった時にモーツアルトのレクイエムが演奏されたそうで、それに倣って毎年命日にはモーツアルトのレクイエムが演奏されるとのこと。

教会の前の方には、オケと歌手の皆さん。
そして、ほぼ隙間なく観客の私たち。

みんな一体となって若くして死したショパンを思う。

心静かな夜でした。

毎年行きたいなぁ。
(あ、でも、今調べたら、どうやらコンクールのある年だけらしい??)

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案内のポスターが貼ってあったバス停。


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これが教会。
戦争などで破壊・補修されているので、まだ新しい感じ。(角に経年丸みがない)


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教会に入ってすぐ上の所にパイプオルガン。


chopin_church004.jpeg
内部正面を見る位置。
左手にショパンの心臓の入った柱。


chopin_church003.jpeg
ショパンの心臓が入った柱の正面写真。
39歳という若さで、しかも外国(フランス・パリ)で没。






2022-02-27 (Sun)

ポーランドへ その七

私の席は、中二階でステージに向かって右側。開演の時間が迫ってくると、席が埋まってきます。私の隣には上品な装いの女性。もうすぐ演奏が始まる頃に、「ガサガサ…。」とバッグの中をかき回し始めました。それが演奏が始まってからも続いているので、「あと3分続いたら、注意しよう!」と決心した時に、すぐ前に座っている女性が振り向いて睨みつけてくれました。でも、ガサガサが終わっても、隣の人とボソボソ話したり、もう、ど...

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私の席は、中二階でステージに向かって右側。

開演の時間が迫ってくると、席が埋まってきます。

私の隣には上品な装いの女性。

もうすぐ演奏が始まる頃に、

「ガサガサ…。」

とバッグの中をかき回し始めました。

それが演奏が始まってからも続いているので、

「あと3分続いたら、注意しよう!」

と決心した時に、すぐ前に座っている女性が振り向いて睨みつけてくれました。

でも、ガサガサが終わっても、隣の人とボソボソ話したり、もう、ど迷惑!

こういう人は誰が何を言っても気にしないので、仕方がないと思って心のノイズブロックをするしかありません。

ceiling light at the hall
コンサートホールの天井照明。
その向こうに見えているのは、二階ホールの片隅にあるバー・スタンド。
休憩時間にここでコーヒーとかアルコールとか飲めるようです。


jidoti at the hall
自撮りなんぞ絶対しない私ですが、とうとうやっちゃいました。
人生初で最後かと。
あそこに確かにいたという証拠写真として。


bruce at the hall
ブルース君が一番を弾き終えた後のスタンディングオベーション。


2022-02-05 (Sat)

ポーランドへ。 その六

私が入手したのは、10月23日の分。説明書きには、「第三位入賞者コンサート」とあります。「第三位に入賞したコンテスタントのソロコンサートなのね。」と、ずっと思っていました。でも、前日の第二位入賞者コンサートをテレビで観て、そうじゃないらしいということを理解。入賞者コンサートとは、三日間に渡って入賞者が総出でコンサートするという意味でした。つまり、ブルース氏なんぞ、コンクール最後日の分も含めて四晩連続で...

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私が入手したのは、10月23日の分。

説明書きには、「第三位入賞者コンサート」とあります。

「第三位に入賞したコンテスタントのソロコンサートなのね。」と、ずっと思っていました。

でも、前日の第二位入賞者コンサートをテレビで観て、そうじゃないらしいということを理解。

入賞者コンサートとは、三日間に渡って入賞者が総出でコンサートするという意味でした。

つまり、ブルース氏なんぞ、コンクール最後日の分も含めて四晩連続で協奏曲一番をフルオケで弾いちゃうということでした。

二位入賞者はガルシア・ガルシア氏だったので、彼のソロコンサートだと思い込んでいて、それはそれでずごく楽しみだったけれど、実際に蓋を開けてみるとガルシア氏だけでなく入賞者全員の演奏が聴けたというのは誠にラッキーな事でした。

二年前に購入したチケットを手に、コンサートホールに入ります。

テレビや漫画(ピアノの森、とか)で見たとおりのエントランスホールです。

受付の所に係員の人たちが立っていて、チケットの確認をしています。

チケットを渡すと、ペンでチェックマークを入れて、「どうぞ、中へ。」と言ってくれます。

中に入ると、これまたテレビや漫画で見たとおりの景色です。

右側にクローク。

そこで、コートを預けます。

番号札はメタル製。

クローク近辺は人でごった返していて、中には日本人もちらほら。

「ヨーロッパに留学してきている人たちとか、音楽関係者の人たちとか、そういう人達かしら…?」
などと想像しながら通り過ぎます。

階段を上って二階のバルコニー席へ。

係の人に席を確認してもらって着席。

ちょっと早めだったので、係の人に、

「前の方に行って写真を撮っても良いですか?」

と聞くと、

「どうぞ、どうぞ。」

コンクール中は審査員席として使われる一角が通常の客席に戻っているので、そこまで行って舞台の写真を真正面からとることができます。

人の入りがまだ少ない間に何枚か写真を撮らせてもらいました。

brochure01.jpg
入賞者コンサートのパンフレット

brochure02.jpg
パンフレットを開くと、こうなっています。
このメンバーの皆さんの演奏を一気に聴くことができました。
興奮しすぎて、実はよく覚えていないのよ。(バカッ!)

entrance001.jpeg
エントランス。
ここだけじゃなく、装飾がどれもエレガント。

numberplate001.jpeg
クロークの番号札。
もちろん、エレガント。

entrance002.jpeg
コンクールの看板。
これの前でみんな写真撮影。

welcomeboard001.jpeg
第三位入賞者主催ガラコンサートなので、彼の名前が前面に。(ということ?)

concert hall 001
コンクール中は審査員席のポジションから舞台を見るとこうなります。