アメリカに住むということ

よそ様の国に住むというのは結構大変です。 英語が出来ればいいというものではありません。

月曜日から全開。

今週は、とっても久しぶりに仕事がエラク忙しくて、更新が全然出来ませんでした。

いろいろネタはあったのですが、やっぱり思い付いたときに書かないと、駄目ですね。何だかんだと忙しかったので、ネタの内容、忘れてしまいました…。

とはいえ、こんなことがありました。

月曜日の午前中のこと。

同僚のKクンからメールが飛んできました。(2つ隣のオフィス=歩いて10歩にいるのに、会話は全てメール…)

「M(私のこと)、今晩の野球のチケットあるけど、行く?タイガーズ対クリーブランドだけど…。」

週のしゅっぱに野球を観にいくというのは、どうかな〜、とかなりためらっちゃいました。

こちらのナイター(ちなみに「ナイター」って和製英語。こちらでは通じません。「ナイトゲーム」です)は、夜7時過ぎに始まるんです。で、延々と9時とか10時までやっていて、終わっても駐車場やら道路がド込むので自宅に帰り着くのが夜中の12時とかになっちゃうんです。

ウチのボウズは毎日9時が就寝なので、12時とかに寝ますと、次の日にどんなに起こしても駄目なんです。ですから、「やめかな〜」と思ったのですが、ふと立ち止まり、「早めに出てきちゃえばいいか〜」と考え、行くことにしました。

さすがに週のしょっぱなだけあって、やっぱり、空席が目立ちました。でも、その分、何だか球場全体リラックスした雰囲気が流れています。週末だと超込み合っている売店やお手洗いもガラガラ。これもいいかな〜と思いました。

外野席がごっそり空席なのが目立ちます。
球場3

陽が落ちてゆきます。一気に気温が下がり、半そでではいられなくなります。「冷たいビール〜」という売り子さんの声がしなくなります。
球場1

派手なスコアボード。トラが2匹乗っているのが見えますか?
球場2

フィールドはこんな感じです。土の部分は、3インニングぐらい毎に整備の人たちがわ〜っと出てきてきれいにならされます。
球場4

1回の表、敵の第一打者が第一球目をホームランにしたのには、マイッタ〜。

そうそう、まだ7回だというのに9時になったので、計画通り球場を後にしました。

まだ試合中でしたから、球場の外は誰も歩いていません。

球場のあるデトロイトのダインタウンは、犯罪率が全米でもトップクラス。

マズイことをしてしまったかな…と思いつつ、もう出ちゃったんだから仕方ないので、駐車場までの道を急ぎます。

途中、暗くて狭い道がありまして、丁度中程に車が止まっているんです。で、よ〜く見ると人が4人乗っているんですね。エンジンを止めたまま。で、じ〜っとこっちをみているんです。

こ、こりゃ、やばい…。

と思い、ウチのボウズと全力疾走。

運良く、何事も起こらず駐車場までたどり着きました(球場から駐車場まで徒歩で5分と無いんです)。

でも、今度は、駐車場に人っ子一人いないという状況に気づき、超緊張しながら車までたどり着き、駐車場を出て、球場のわき道を走り、ようやく高速に乗って初めてほっと一息。

球場を出てから自宅に帰るまで1時間以内という最短記録!

でも緊張の度合いは物凄かったです。

こういう危ないことは、今後しちゃ駄目だな。次は命が無いかもしれないです、ホントに。



  1. 2008/08/29(金) 08:50:45|
  2. 生活
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昔はどうしてたんでしょうか。

帰宅して、まずやること。

手を洗って、とりあえずテレビをつける。

そして、ボウズはシャワーを浴びに行きます。一日中ず〜っと汗ドロドロになって遊んでいますから。シャワーから出ると、テレビを観たり、ゲームで遊んだり、本を読んだりします。

私は、「夕飯、夕飯〜」と言いながら冷蔵庫から食材を出して、調理に取り掛かります。

夕ご飯をたべると、ボウズの就寝時間9時ぐらいまでは、ダラダラとテレビを観たりしています。特に、いまは、オリンピックに釘付けです。日本とアメリカの両方を応援。

さて、以上は、我が家のごく普通の毎日の流れなんですが、例えば、中世の人たちって、どうだったんだろう〜と思ったりします。

もちろん、王族や貴族やとてもお金のある商人たちの生活と、下々の人たちの生活は比較できないぐらい違っていたんでしょうが、例えば、テレビやラジオや電気やコンピューターや、はたまた、携帯やアイ・ポッドや車や電車のない生活って、どうも想像することすら難しいものがあります。

映画「エリザベス」を観ておりましたら、重要な訪問者を自室に迎えたエリザベス1世が、すっと手を上げて、

「下がって宜しい」

と、言うんですね。

これは、女王専属の楽師に対して言ったせりふです。

あの時代には、もちろんテレビやラジオなどなかったので、音楽はライブ。女王クラスになると、自室に専属楽師。なんとも、凄いお話です。

「あ〜、なんだか、寝苦しくって、だめだわ。音楽でも聴きながら寝ることにしましょう〜。」

なんて女王様が言い出したら、楽師たちは残業で音楽を奏でることになるんでしょうね〜。

なんで、こんな話をしているのかといいますと、つい最近、「ブーリン家の姉妹」のDVDを観たからです。日本ではもうすぐ映画が公開になるようですね。

ブーリン家の姉妹

原作がとても気に入ったので、期待に胸膨らまして劇場に行きましたら、ものすごく期待ハズレで大いに怒った私ですが、気を取り直してDVDで再度観てみましたら、「あら、結構いけてるじゃないのよ〜」ということになったのです。(なんとも、勝手なヤツ)

この映画を観る上での重要なポイントは、「原作を忘れ去ること」です。

全く独立した映画という観点で見ますと、「なかなかの映画じゃないの〜」と思えます。しかし、チューダー朝関係の歴史を全く知らない人が観ると、まったく訳分からなくなります。ある程度の歴史的背景を知っておくことが必要です。

さてさて。

映画本編のお話は脇に置いておいて、DVDに付いてきた特典が面白かったんです。

「あの頃の生活は、実際、どんなだったか」

というお話を、この物語の原作者、映画のプロデューサー、脚本化、キャスト、さらには、どこかの大学の教授たちに語らせているんです。

それによりますと、当時の貴族は自分で衣服の脱着をすることは無かったそうです。お人形さんのように立ったままの姿勢で、全部召使たちがするんだそうです。そうすることで、洋服に付いた汚れが手に付きません。

なぜ手に汚れが付いてしまっては困るかというと、当時はスプーンやフォークを使って食事をするということはまだ開発されておらず、全部素手なんですね。ですから、手を常にきれいにしておかなきゃならないということで。それに、水道なんでありませんから、頻繁に手を洗うなどという習慣も無かったようです。

手を洗う、という行為だけでなく、お風呂にも入らないのが習慣だったようです。

なんでも、お風呂に入ると毛穴が開いてそこから悪い病気とか悪魔が入ってくるんだと、当時の人たちは信じていたようです。(おいおい〜)

体が汚れたときは、濡らした布で拭く、というのが通常だったようです。

体がこんな風ですから、、もちろん頭髪も随分と汚かったようで、それを隠すために頭全体を覆うカブリモノが存在していたんですね。随分とシラミだらけだったとか。

この映画の原作を読んでいたら、「ライス(シラミ)・コーム(櫛)で頭をとかす」という表現が頻繁に出てきたので、ただのコームじゃなくて、ライス・コームなんだろうと不思議に思っていましたが、本当にシラミがいたからライス・コームなんですね。げげげ。

毎日シャワーを浴びられる、この幸せ。



  1. 2008/08/21(木) 08:28:15|
  2. 生活
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ホーホケキョなバケーション 其の十

気温が30度以上、湿度が300%ぐらい(そのように感じられました)というクソ暑い中、山登りをしたんです。

いや、ワーゲン部とかが登るような山じゃぁないんですよ、もちろん。

宮島の「弥山」という原生林に囲まれた、昔(え?今も??)は修行僧も登ったといわれる山です。

ですから、裏山を登るのとはわけが違います。本物の山です。

クソ暑い中を上るんですから、汗が滝のように流れてきますし、半端じゃないぐらい息切れがしますよ。運動不足の人たちには、とっても辛い修行の場となります。

この山登り、もちろん麓からスタートできますが、私たち一行はロープーウエーで途中まで行きました。

ロープーウエイ口まで歩きます。既に登り坂です。こんなきれいなトカゲがいました。(まだ息切れしてません。トカゲを見ている余裕があります。)
きれいなトカゲ

ロープーウエイは1回乗換えがあります。結構急です。(高所恐怖症な私は手に汗握る。)
ロープーウエイからの眺め

ロープーウエイ最終駅からの眺めです。ここから、自分の足で歩くことになります。(まだ余裕で写真なんぞ撮ったりして。)
歩け歩け歩け

これが頂上からの眺めです。ロープーウエイ最終駅から頂上まで100メーターの高低差があります。高さ100メーターをエッチラオッチラ登っていくのです。(最後は言葉が出ないほどゼーゼー…)
やっほ〜

観光オフシーズンだったためか、何だか不思議な体験をしました。

ロープーウエイに乗った観光客が全員外国人なんです。ドイツ人、イギリス人、フランス人。なぜだか日本人の観光客ゼロ。「ここは、本当に日本?」という感じでした。

その中に、とってもミョウなイギリス人のおっさんがいました。

このおっさん、山登りをするというのに、真っ白ドレスシャツ真っ赤長袖のジャケット、真っ白スリムパンツ、そして黒色の革靴に白い色の帽子というイデタチなんです。

Tシャツ、半ズボン、運動靴、首にはタオル、そしてドロドロに汗を流しながらゼーゼー登る私たちのすぐ後ろを、何だか涼しげについてくるんです。東京の青山あたりに買い物に来てるような感じで。一体このおっさん何者ナンや〜って心の片隅で思いながら登ってました。(超しんどいので、心一杯に人のことなんぞ考えてられない〜)

あんなに暑いのに、水のボトルさえも持たず。休憩所で悠々とタバコをふかしていたのにはびっくりしました。

このおっさんの肺はどうなってんや?

日本には、やっぱり変な外人がいるのね。

  1. 2008/08/19(火) 08:04:12|
  2. 旅行
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ホーホケキョなバケーション 其の九

東広島の山の中に清水を汲みに行った時。

瀬戸内海の小島で魚釣りをしている時。

早朝だというのに暑さ全開で、汗をダラダラ流しながらファミリー・コースでゴルフをやっていた時。

宮島・弥山のロープーウェイで原生林の上をどんどんとと上っていく時。そして、あと百メートルの高さを息を切らしながら上って行く時。

今回の日本の帰省中、それも、広島旅行をしている間は、いつ、どこにいても、必ず、鶯の鳴き声が聞こえるんです。

なんとも素朴で美しい鳴き声は、大変日本的で、気持ちがスーッと落ち着いていく感じがしました。

アメリカで耳にするカーディナルなどの鳴き声も確かにきれいですが、鶯の鳴き声とは随分趣が違います。

カーディナルの鳴き声は、ブロードウェイのミュージカルを聞くような原色の鮮やかさがありますが、鶯の鳴き声は、滝廉太郎の春でも聴くようで、日本的なワビサビを感じます。

鶯の鳴き声を聴きながら、日本という美しい国に生まれてきたことにとっても感謝した私です。


秋だったらもっと綺麗なはずの写真。
秋だったらもっときれい
  1. 2008/08/16(土) 03:04:13|
  2. 旅行
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今日は何日?

大抵、今日が何日なのか、よく分かっていません。

でも、曜日だけはちゃんと分かっています。

なぜなら、わが社は、隔週ベースで金曜日が給料日で、給与の手続きをするのが私となっていますから、手続き日である月曜日と、給与振込み日である金曜日をちゃんと覚えていないと、社員のみんなに大変な迷惑をかけてしまいます。

(注:日本は、大抵月に一度給与が出ますが、製造業関連の企業は隔週ベースで給与が出ます。年間26回給料日がやってきます。)

さて、常に今日がいつ何だかよく覚えていない私ですが、そのために大変アホなことをやっちまいました。

今年は、PGAチャンピオンシップ(プロ・ゴルフ)がここミシガン州で開催されることになっています。それも、ウチのご近所なんです。

ですから、既に去年の段階からゴルフ好きの同僚にお願いしてチケットを確保しておいてもらいました。
ほれ、この通り。
嗚呼私って馬鹿

わざと週末を外して水曜日のチケットにしたのは、プロのゴルファー達のサインが気軽にもらえてしまうからです。最終日の日曜日は、選手たちはピリピリしていて、サインなどお願いできるような感じじゃありません。

水曜日は会社を半休して、午後からボウズと一緒に参りましょう〜、と計画を立てておりました。

し、しかし、水曜日とだけ覚えておいて、何日かって事をしっかり覚えていなかったのです。8月の中旬ぐらいでしょ〜みたいな感じでいました。

日曜日に自宅で始まったばかりのオリンピックを観ながら、CM中に番組をガチャガチャやっておりましたら、プロ・ゴルフの中継がやっているのです。

「来週、PGAという大きな大会があるのに、なんで、こんな有名選手ばかり出るツアーが今週あるんでしょう?おかしいわねェ〜」

なんて事を思いながら、よ〜く画面を観てみますと、

PGAチャンピオンシップ
オークランドヒルズ・カントリー・クラブ

と出てるじゃぁありませんか。

もう後の祭りです。

ェェェ〜〜」

と叫んで沈没…。

見事に一週間、間違えてました。

ただの馬鹿です。はい。






  1. 2008/08/14(木) 06:51:04|
  2. 生活
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プロフィール

Author:KE007
アメリカに住んで、もう13年目。途中、4年間日本に帰ったことで、アメリカの良いところ、悪いところ、そして日本の良いところ、悪いところがよ〜くみえるようになりましたよ。どちらの国に対しても愛憎紙一重の感情を持っている私。今はとってもヨーロッパにあこがれる〜。NATOで働くには、フランス語が出来ないと駄目みたい。困った!

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